現在、マイナンバーカードと運転免許証をひもづけする日は、2025年3月に予定されています。マイナンバーカードと運転免許証とひもづけすれば、管理がしやすくなり、持ち運びにも便利という考えになっているでしょう。
万が一、運転免許証がなくても、ひもづけしたマイナンバーカードさえあれば、運転することができます。
しかし、マイナンバーカードと運転免許証をひもづけしたとき、デメリットがあるのかと考えている人いますよね。あと、危険性も考えている人もいますよね。
そこで、私はマイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときのメリットやデメリットについて、詳しく調べました。調べてみると、めんどくささや落としたり、盗難させてしまったとき、トラブルが起きたときなどがありました。
5つのデメリットを知っておけば、マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときの危険性を知ることができます。ちなみに、みんなが便利である4つのメリットも知っておきましょう。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときの、5つのデメリットと4つのメリットについて、詳しく解説いたします。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときの4つのメリット
①運転免許証を返納することができます
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたとき、いつでも運転免許証を返納することができます。マイナンバーカードと運転免許証とさえひもづけすれば、運転免許証の情報がマイナンバーカードへと移すことになります。
運転免許証を返納した後、手もとに残るのはマイナンバーカードに。スッキリする考えになります。
現在、まだ詳しく決まっていない。免許センターや免許返納手続きができるようになっていくでしょう。できるようになっていけば、マイナンバーカードと運転免許証をひもづけする日が近くなっていくでしょう。
②運転免許証(物理カード)が不要になります
運転免許証を交付したさい、手もとにあるマイナンバーカードがあれば、マイナンバーカードを運転免許証とする申請を行うことができます。もちろん、マイナンバーカードが持っていないと申請することはできませんので注意が必要。
申請を行えば、運転免許証の情報からマイナンバーカードの情報へと書き込んでくれます。また、マイナンバーカードに「免許情報」を書き込んでくれることができます。
現在、まだ詳しく決まっていない。決まれば、免許センターから申請する内容がいろいろわかってくるでしょう。
③マイナンバーカードと運転免許証とひもづけすれば、不携帯にはならない
現在、運転免許証なしで運転してしまうと、免許不携帯の交通違反へとなってしまいます。しかし、マイナンバーカードと運転免許証とひもづけすれば、マイナンバーカードが運転免許証の代わりとなり、交通違反にはならない。
また、警察官から運転免許証の提示をお願いされたとき、運転免許証化したマイナンバーカードを出すことができます。
運転免許証化したマイナンバーカードを警察官が見せたとき、確認できるのでスムーズにやりとりができるようになっていく。
④マイナンバーカードさえあれば、運転免許証の住所変更手続きが不要になります
マイナンバーカードさえ持っていれば、免許センターに行かず、住所変更することができます。住所変更するとき、市区町村役場に行けば、住所変更の続きが可能に。免許センターや警察署の手続きする必要がなくなります。
市区町村役場は運転免許証の対応がスムーズにやってくれるかがポイントにもなりそう。
もちろん、現在、詳しくまだ決まっていません。決まれば、免許センターや警察署へと行かずに市区町村役場で住所変更の手続きがスムーズになっていくでしょう。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときの5つのデメリット
①マイナンバーカードと運転免許証を併用した場合、両方とも更新しなければいけない
マイナンバーカードと運転免許証をひもづけせず、両方持ち歩きたい人もいるでしょう。しかし、マイナンバーカードと運転免許証、それぞれ更新する必要があります。
運転免許証の場合、5年ごと(違反者は3年ごと)に免許センターへ更新しに行かなければなりません。一方、マイナンバーカードの場合、10年ごと(未成年やマイナ保険証は5年ごと)に市区町村役場に行かなければいけない。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけすればいいのではという声があります。しかし、マイナンバーカードと運転免許証をひもづけしない方がいい理由があります。(理由についてはのちほど)
マイナンバーカードと運転免許証のそれぞれの更新は、めんどくさいところがあるのは確かです。
②車検証については、マイナンバーカードと別であります
運転免許証のほかに、車検証というのがあります。2023年(令和5年)1月4日以降の車検証から、「電子車検証」に。ちなみに、電子車検証は以下の通り。
電子車検証とは、車検証にICタグ(チップ)が搭載され、券面に基礎的情報(継続検査や変更登録等の影響を受けない情報)を記載し、ICタグ(チップ)内に書き換えが発生する情報(自動車車検証の有効期間、所得者、使用者の氏名・住所など)を記録する、2023年1月4日施行の電子化された自動車車検証(電子車検証)です。
(未来のあたりまえをつくるDNPより)
車検証をマイナンバーカードに組み込まれていると思い込んでいる人が多くいるでしょう。しかし、残念ながら、現在、マイナンバーカードに組み込まれていません。今後、マイナンバーカードに組み込まれるかもしれません。
組み込まれるまで、車検証は今まで通り携帯していく必要があります。
③マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたとき、落としたり、盗難させてしまっては危険
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたとき、当然、持ち歩くことになります。運転するときはもちろん必要ですし、運転しなくても持ち歩くでしょう。
しかし、マイナンバーカードを落としたり、盗難させてしまうと個人情報流失してしまう。個人情報流失するだけでなく、他人になりますして使うことができてしまいます。
運転免許証とひもづけしてしまうと、運転することもできてしまう。運転免許証を持っていなくても、他人の運転免許証をひもづけしたマイナンバーカードを持ってしまえば、できてしまう。
ちなみに、マイナンバーカードを落とした場合、マイナンバー総合フリーダイヤルに連絡することができます。ただ、現在、運転免許証について、今後、対応していくかはわからない。
④マイナンバーカードと運転免許証をひもづけしたとき、トラブルが多くなってしまう
現在、マイナンバーカードについてのトラブルが多い。マイナンバーカードのトラブルについては以下の通り。
- コンビニや別人や抹消済みの証明書が発行
- マイナ保険証に別人の情報が登録
- 公的受取口座で本人ではない口座が登録
- マイナポイントが別人に付与
- マイナポータルで別人の年金記録が閲覧
- 同姓同名の別人にカードを交付
などのトラブルが多くあります。今後、マイナンバーカードについてもトラブルが起きるでしょう。あと、運転についてのトラブルが出てくることも予想されます。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけが便利では、済まされない事件が起きるかもしれません。
⑤マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたとき、行動履歴が把握されてしまう
運転免許証だけでなく、保険証、パスポート、母子手帳などのさまざまなものとマイナンバーカードとひもづけしようとしています。すべてひもづけすれば、まとめることができ、便利になっていく。
しかし、マイナンバーカードとひもづけしてしまうと、さまざまなものの個人情報が把握されてしまう。
運転免許証の場合だと、どこからどこまで行ったのかを把握することができてしまう。寄り道とかも把握することができてしまいます。
政府だけでなく、民間企業もみられてしまうのでどのように使われていくかはわからない。
ただ、マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしない方がいいでしょう。もちろん、他のものも同様です。
まとめ:マイナンバーカードをもっと知りましょう
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときのデメリットを知ることができました。もちろん、メリットも。
マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときの危険性を知ることもできました。
しかし、マイナンバーカードと運転免許証とひもづけしたときのデメリットを読んだだけでも、マイナンバーカードについて理解することができません。
マイナンバーカードのことについてもっと知りたいなら、マイナンバーカードのことについて、情報収集しながら、疑いながら、勉強していきましょう。
マイナンバーカードのことについて、ネット記事でも調べることができます。ネット記事だけでなく、本を読むこともおすすめ。
マイナンバーカードの基本を知りたいのなら、こちらの記事で詳しく解説しています。→マイナ保険証の問題点を知りたい人へ【一人で生き抜く書籍】「マイナ保険証の罠:荻原博子」
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