「憲法って何だろう。わからないよ。」
「緊急事態条項に関係しているから、知りたい。」
「憲法って生活に関係しているのかな。」
上記のように、憲法のことについて知りたい人に向けて書いています。
しかし、憲法のことについて、考えたくない人も。
「憲法って、むずかしすぎて分からないよ。」
「憲法って、生活に関係しているの?考えても無駄じゃないの?」
憲法のことについて知りたい人と知りたくない人に、方法があります。それは、「憲法と君たち:佐藤功」を読んで、憲法ってどんなことが書かれているのかを詳しく知っておくこと。
また、本記事を読んで、憲法だけでなく、政治、歴史、社会学などを勉強したくなります。参考の一冊として読んでおくのもあり。生き抜くためにも、コツコツ勉強しながら、やっていきましょう。
- 「憲法と君たち:佐藤功」を読んで欲しい方
- 「憲法と君たち:佐藤功」を読んで得られること
- 「憲法と君たち:佐藤功」の概要
- 「憲法と君たち:佐藤功」の15個の抜粋ポイント
- 「憲法と君たち:佐藤功」を読んで行動した3つのポイント
- 【まとめ】「憲法と君たち:佐藤功」を読んで本当に知っておかなければならないこと
- 「憲法と君たち:佐藤功」のプロフィール・書籍情報・目次
「憲法と君たち:佐藤功」を読んで欲しい方
- 佐藤功さんのファンの方
- 木村草太さんのファンの方
- 憲法のことについて一から勉強したい方
- 日本の政治に不信感を持っている方
- 緊急事態条項について勉強している方
- 一人で生き抜くための知識として身につきたい方
「憲法と君たち:佐藤功」を読んで得られること
- 日本の政治の動きを知ることができます
- 佐藤功さんの書籍を読みたくなります
- 木村草太さんの書籍を読みたくなります
- 憲法のことをさらに勉強したくなります
- 緊急事態条項についても勉強したくなります
- 一人で生き抜く知識の一つとして身につけることができます
「憲法と君たち:佐藤功」の概要
みなさん、日本国憲法のことについて、知っていますか。なんとなく聞いたことがあるよという方が、多いのではないでしょうか。小学6年生の社会のときに習っています。忘れている人が多いにちがいない。
しかし、これから日本国憲法について、考えていかなければなりません。憲法と生活は関係ない人が多いかもしれません。でも、実はめちゃくちゃ関係しています。
むしろ、憲法があるおかげで自由に私達の生活を過ごしているのだ。憲法のありがたみを知らないと痛い目に見ることになります。
現在、政府は憲法を改正するというニュースが出ています。「憲法を改正とは?」と思い浮かぶ人が多いはず。憲法改正の前に、まず、憲法のことについて知らなくてはいけません。
もちろん、憲法に興味がなくても、知っておかなければならない。それだけでなく、政治、経済、歴史、社会学なども知らなくてはならない。
そこで知るための一冊として「憲法と君たち:佐藤功」を通しながら、解説してくれます。
「今さら、憲法とか興味がないよ。」、「憲法って、私には関係ないよ。」などと言う人におくります。知らなかったら、あなたたち、後悔するよ。
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「憲法と君たち:佐藤功」の15個の抜粋ポイント
①「憲法と君たち:佐藤功」は、憲法のことをやさしく丁寧に解説してくれます。憲法のことについて、何も分からない人に向けて、書いています。初めての人におすすめ。
②憲法には、生活の中にあります。憲法のことについて、分かっていけば、憲法のありがたさを感じるようになります。
③憲法は大臣、弁護士、裁判官などの高い人たちが勉強するものだと。しかし、憲法は国民が勉強するものであること。ただ、初学ではむずかしい。本書を読めば、憲法のことを分かるようになっていきます。
④憲法という言葉の意味があります。憲法の意味を知ることによって、今後、大切さが分かるようになっていく。
⑤人類が2人以上だと社会ができあがります。実は、童話の「ロビンソン・クルーソー」に関係しています。
⑥憲法の始まりは、支配者のために作られていた。憲法改正でもある緊急事態条項と同じに。
⑦イギリス、フランス、アメリカなどの世界各国の憲法はどのように誕生したのかを読むことができます。それぞれのちがいを勉強することが可能に。
⑧基本的人権の誕生したきっかけは、フリードリッヒ大王、徳川光圀(水戸黄門)が関係しています。
⑨鎖国時代、それぞれの藩で強い権力をもっていた。それぞれの藩で権力の強い人のための憲法をもっていた。
⑩現在でも、新しい法律などを可決する際には、多数決で決めています。しかし、多数決で決めるというある問題があります。
⑪多数決を利用して、政党の一人でも多ければ、作りたい法律を作れてしまう。国民のことをまったく考えていないという点があげられます。
⑫裁判所が憲法の番人でもあります。しかし、裁判所は一番の憲法の番人ではない。国民が憲法を守っていかなければならない。
⑬憲法は完全ではない。人が憲法を作っているからでもあります。状況に応じて、憲法を改正したりする場合も。
⑭憲法改正には国民の声で決めなければならない。支配者のため、権力者のための改正してはならない。現在、憲法改正は支配者のため、権力者のための憲法にしようとしています。
⑮本書を読んで学んだことは、憲法の大切さであることです。憲法の大切さを分かった上で、憲法改正について知ることが可能に。
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「憲法と君たち:佐藤功」を読んで行動した3つのポイント
【まとめ】「憲法と君たち:佐藤功」を読んで本当に知っておかなければならないこと
以上のように、「【一人で生き抜く書籍】「憲法と君たち:佐藤功」憲法のことを知りたい方はおすすめ」について、お話しました。
まとめると以下の通り。
- 憲法は生活と深く関わっています
- 憲法は知識の高い人が勉強するのではなく、国民が勉強するもの
- 憲法の始まりは支配者のために作られていました
- 憲法の言葉の意味を知れば、大切さが分かるようになっていくこと
- 国民が憲法を守っていかなければならない
- 憲法は完全ではないということを忘れてはいけません
それでは。
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「憲法と君たち:佐藤功」のプロフィール・書籍情報・目次
【著者】
著者:佐藤功(さとういさお)
1915年3月29日~2006年6月17日、京都市出身。東京帝国大学法学部で憲法学を学ぶ、同学部助手。兵役で2年間にわたり中国北部を転戦した後、研究生活に復帰。
戦後は、政府の設置した憲法問題調査委員会の補助員や内閣法政局参事官として、日本国憲法の制定作業を支えた。
行政管理庁勤務を経て、成城大学、上智大学、東海大学の教授を歴任。上智大学名誉教授、文化功労者。
主な著書に、『憲法(ポケット註釈全書)』(有斐閣)、『君主制の研究』(日本評論新社)、『行政組織法』(有斐閣)、『日本国憲法概説』(学陽書房)、『比較政治制度』(東京大学出版会)など。
【本書解説者】
本書解説者:木村草太(きむらそうた)
1980年、横浜市生まれ。東京大学法学部卒業、同助手を経て、現在、首都大学東京法学系教授。憲法学専攻。
主な著者に、『憲法の急所』(羽鳥書店)、『憲法の創造力』(NHK出版新書)、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP新書)、『憲法という希望』(講談社現代新書)。共著に『未完の憲法』(奥平康弘との共著、潮出版社)など。
【書籍情報】
著者:佐藤功(さとういさお)
発行者:松永努(まつながつとむ)
発行所:株式会社時事通信社
【本書の目次】
この本を読む君たち
1章:はじめにー憲法と君たち(1:憲法という言葉、2:憲法は君たちのまわりにある)
2章:憲法とはなんだろう(1:人間の社会と憲法、2:憲法のはじまり、3:人民のための憲法のたんじょう、4:「人民の、人民による、人民のための憲法」、5:人間の成長と憲法の成長
3章:日本の憲法はどんな憲法か(1:日本の前の憲法、2:明治憲法、3:日本の今の憲法、4:日本の今の憲法のどこをほこってよいか)
4章:憲法を守るということ(1:憲法をやぶろうとするもの、2:多数決と選挙、3:憲法を守るのはだれの仕事だろう、4:終わりにー憲法と君たち)