現在、マイナンバーカードのトラブルが多くあります。個人情報流失はもちろん、誤登録もあり、他人の個人情報が出てしまうなどのトラブルが多発。マイナンバーカードを普及しないのもわかります。
また、マイナンバーカードを返納してしまうのも不思議ではない。
しかし、そもそも、マイナンバーカードが普及しない理由、他にあるはず。そうなると気になってしまいますよね。考えてしまいますよね。
私はマイナンバーカードのことについて、詳しく調べ、普及しない理由についても調べました。トラブルだけでなく、そもそもマイナンバーカードとはやめんどくささ、便利さがないなどの理由がありました。
理由があればあるほど、マイナンバーカードが普及しないのも当然であります。
8つの理由を知れば、マイナンバーカードが普及しない理由を知ることができます。マイナンバーカードを作らない、返納したくなっていく。
ちなみに、私はマイナンバーカードが普及しない8つの理由を知ったことにより、余計にマイナンバーカードを作りたくない気持ちが強くなっていきました。
マイナンバーカードが普及しない8つの理由について、詳しく解説いたします。
マイナンバーカード、普及しない8つの理由
①マイナンバーとマイナンバーカードは別物であることを理解していない
マイナンバーとマイナンバーカードは別物であることを理解していない人が多い。マイナンバーカードは「マイナンバーを証明するカード」だと思い込んでいる人が多い。
しかし、まったくちがう。マイナンバーとマイナンバーカードの別物であることのちがいは以下の通り。
(マイナンバーとは)
- 日本に住む住民(外国人を含む)に強制的に割り当てる12桁の番号
- 主な目的は行政の効率化
- 使用者は公的機関(国、自治体の各機関)に限定
- 暗証番号は英数字混合の6~16桁で本人が設定
- マイナンバーを記した通知カードは自宅に保存、番号は本人だけ保持
- トラブルが起きたら、国が責任を持つ
(マイナンバーカードとは)
- 希望者が任意で持つ
- 目的は、本人の同意のもとに個人情報を活用すること
- 民間も利用
- 暗証番号は簡易(4桁の数字)
- 身分証明カードとして持ち歩く
- トラブルは原則として自己責任
(引用:「マイナ保険証の罠:荻原博子」より)
②マイナンバーカードのトラブルが多い
現在、マイナンバーカードのトラブルが多い。マイナンバーカードのトラブルの内容は以下の通り。
- コンビニや別人や抹消済みの証明書が発行されています
- マイナ保険証に別人の情報が登録されています
- 公的受取口座で本人ではない口座が登録されてしまう
- マイナポイントが別人に付与されてしまう
- マイナポータルで別人の年金記録が閲覧に出てしまいます
- 同姓同名の別人にカードを交付されてしまう
などのトラブルが多くあります。トラブルの多い原因は、人為的な作業をしているからです。
個人情報をパソコンで手動しています。しかも、見ながらやっているため、ミスをしてしまいます。トラブルが多くなってしまうのは、不思議ではない。
③マイナンバーカードの発行手続きがめんどくさい
マイナンバーカードの発行手続き、実はめんどくさいのです。めんどくさい理由は、マイナンバーカードを申請してから、発行するまで最大2か月かかってしまいます。市区町村によっては、受け取る時間はさまざまです。
受け取るためには、市区町村の役場に行き、窓口へと向かわなければならない。また、定期的な更新もしなければならない。(更新についてはのちほど説明いたします)
さらに、マイナンバーカードを落としたときの再発行もめんどくさい。再発行料が1000円かかってしまいます。再発行料だけでなく、約1か月間待たなければいけない。
さらにさらに、パスワードの再発行のときもめんどくさい。もし、忘れてしまったら、マイナンバーカードを使うことはできません。再発行のときは、初期化する必要があります。
④マイナンバーカードの目的がこわい
マイナンバーカードを作らない一番の理由は、個人情報を流失してしまうことであるから。先ほどのマイナンバーカードのトラブルの多さを考えれば、作らないのが当然です。
政府がマイナンバーカードを作ってもらいたい理由がハッキリされていないこと。政府が「便利ですよ」、「マイナンバーカードを作った方がお得ですよ」、「返納しない方がいい」などといったメリットばかりが目立ってしまう。
メリットばかり言われても、個人情報で何を使うのかを政府がすなおに説明していないから、わからないのであります。
「マイナンバーカードを作ってください」と言われても、個人情報をどんなことで使われてしまうのか考えてしまうのであります。
⑤マイナンバーカードの便利さがない
政府、専門家やメディアなどは、「マイナンバーカードは便利ですよ」、「1枚あれば便利だよ」などと言ったコメントがあります。しかし、マイナンバーカードの便利さがない。
ちなみに、デジタル庁が便利であげられているのは、「公金受取口座の登録がかんたんに」、「ワクチン証明書発行できます」、「確定申告でも使えます」などがあります。
「公金受取口座」については、コロナ給付金10万円を受け取るために、マイナンバーカードで申請した人がいました。しかし、申請した人より受け取るのが遅くなってしまった。
「ワクチン証明書発行できます」については、民間でかんたんに「ワクチン証明書」が出てきたため、マイナンバーカードで証明する必要がなくなった。
「確定申告でも使えます」についても、年1回なのでマイナンバーさえあれば問題がないとのこと。
マイナンバーカードの便利さがまったく見当たらない。
⑥マイナンバーカードを落としたり、盗難させたくないから
マイナンバーカードを取得したとき、マイナンバーカードを持ち歩く機会が増えていきます。もちろん、落としたり、盗難させてしまうと個人情報が流失してしまう。
そうすると、マイナンバーカードを持ちたくない考えになってしまう。不思議ではありません。あと、個人情報流失するだけでなく、なりすましになってしまう。それだけでなく、自分の個人情報を使って、他人になりすます危険性もあります。
もちろん、マイナンバーカードを落とした場合、マイナンバー総合フリーダイヤルに連絡することが可能。ただ、連絡したくないめんどくささもあり、再発行料もかかってしまいます。
そうなると、マイナンバーカードの普及しない理由の一つになってしまうでしょう。
⑦マイナンバーカードを更新しに行かなければならない
マイナンバーカードを取得すれば、永久に更新しなくていい考えは、まちがいであります。マイナンバーカードは10年ごと(マイナ保険証は5年ごと)を更新しなければならない。もちろん、自分から市区町村役場に行かなければなりません。
市区町村役場へ行ったとき、自分と同様、マイナンバーカードを更新する人たちがいっぱいいたとき、待たなければならない。どのくらい時間がかかり、終わる時間はまったくわかりません。市区町村役場にずっと待たなければならないストレスがたまってしまうでしょう。
だったら、マイナンバーカードを作らない方がいいという考えになります。マイナンバーカードを普及しないのは当然です。
⑧マイナンバーカード、河野太郎はいい加減であること
現デジタル大臣(デジタル行財政改革担当大臣)である河野太郎は、マイナンバーカードを持たせたいから健康保険証を廃止しようとしています。
しかし、マイナンバーカードのトラブルにより、河野太郎の信用度がなくなっていく。あろうことか、トラブルのことは無視し、X(旧Twitter)でブロックしまくる始末に。余計に、信用度がなくなっていく。あと、ブロック太郎と呼ばれる始末にもなってしまう。
「突破力」があると言われている河野太郎、人間性や社会性、態度などを見ていくと違和感しかない。ワクチンなどについても謝罪をしていない。
マイナンバーカードを作りたくないのは当然です。
まとめ:マイナンバーカードについて詳しく知ろう
マイナンバーカードが普及しない理由がわかりましたね。マイナンバーカードを作りたくないのは当然です。
ただ、マイナンバーカードが普及しない理由だけで読んでも、マイナンバーカードのことについて深めることができません。
マイナンバーカードのことについて知りたいのなら、自分からマイナンバーカードのことについて、調べていきましょう。
マイナンバーカードのことについて、知るための一つとして、本を読むことをおすすめします。
マイナンバーカードの基本を知りたいのなら、こちらの記事で詳しく解説しています。→マイナ保険証の問題点を知りたい人へ【一人で生き抜く書籍】「マイナ保険証の罠:荻原博子」
マイナンバーカードだけでなく、ワクチン接種、スマートシティ、15分都市なども知ることができます。こちらの記事で詳しく解説しています。→【一人で生き抜く書籍】「堤未果のショック・ドクトリン:堤未果」現在の日本に違和感を持っている方はおすすめ
マイナンバーカードのについてまとめた記事については、こちらの記事で解説しています。→【判明】【マイナンバーカード】デメリットがある件