しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん

書評ブロガーのしんちゃんです。読書歴15年目で月5冊を読んでいます。総合計1000冊になりました。「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」は、一人で生き抜く視点で社会を考える書評。独自のオリジナル書籍や書評ブログを始めたい人へのアドバイスも提供。毎週月・水・金・土曜日の夜7時に新着記事を更新、その他曜日も投稿あり。月曜日は書評記事、水曜日は読書記録、金曜日と土曜日は主に書評記事(引用集、考え事など)や書評記事ほか、月末は月間書評記事まとめを投稿いたします。

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頭の中がモヤモヤと。外山滋比古『新版 思考の整理学』で、無理なく忘れて思考を高めていく

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外山滋比古 新版 思考の整理学 整理 表紙 勉強法 マインド

外山滋比古氏の『新版 思考の整理学』。頭の中身を整理するにはどうしたらいいのか?

 

頭の中身を整理したい。

 

「どうやって整理するの?」「整理整頓なら苦手です」「めんどくさいことをしたくない」ー

整理するということを考える必要があります。考えたくないのが本音。

だから、整理しなくていいという考えに。

 

しかし、本当にそうなんでしょうか。

受験勉強や就活したときの知識などがあって、脳が疲れているはず。

疲れているということは考えたくないのもあります。

このままの状態だと社会に必要なことが覚えられなくなってしまうことも。

私は本書を読みながら、そう考えていたのです。

 

今回、ご紹介するのは、外山滋比古氏の『新版 思考の整理学』(2024年2月13日、株式会社筑摩書房)です。

思考を高めていくための入門書です。

また、高めた後、どう整理していくかを考えていく一冊でもあります。

 

私のブログのテーマである「教養と娯楽」を、まさに体現した内容です。

忘れる重要性や記憶する危険性、「継続は力なり」の疑問視などを知っておく必要があります。

 

さあ、学びを楽しみながら、自分自身を高めていきましょう!

 

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んでもらえる3つの学び

 

以下の3タイプの人におすすめします。

 

  1. 新大学生や新社会人:成績や仕事にも影響してくるので知りましょう。
  2. 思考の楽しさを知りたい人:考えるとは何かを楽しめたい。
  3. フリーランスや個人事業主:常に考えていかなければならないから。

 

本書を読むことで以下の3つの学びを得られます。

 

  1. 考える楽しさ:どうやればいいのかを考えるようになります。
  2. 試行錯誤しまくり:たとえ失敗しても何度も試していく。
  3. 受け身体制から卒業:今まで受動体質から本書を読むことで卒業ができます。

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』の概要

 

外山滋比古氏の『新版 思考の整理学』(株式会社筑摩書房、2024年2月13日)は、思考の重要性を知る一冊です。

 

「AI時代」になっても、思考を高めるためにどうしたらいいのでしょうか?

知識をたくさん増やして覚えることでしょうか?それはちがいます。

知識も重要だけど、考えることが大事です。

 

考えることが成績にもつながっていくし、仕事にも大きく影響してきます。

なぜ重要になっているのか。

まず、思考の楽しさを知りたい人や新大学生・新社会人には参考になりますので読んでみてください。

 

「AI時代」になっても、考えることを忘れず、自己成長にもつながっていく一冊でもあります。

 

また、『新版 思考の整理学』の魅力とは何か?しんちゃんなりに3つのポイントを解説します。

 

ポイント 解説
①忘れる重要性

頭をよく働かせるためには「忘れること」が重要です。何が大切か何を忘れるかの取捨選択が必要です。

 

たとえば、私が大学受験勉強していた(英語、数学、生物)は忘れています。もう必要なくなったから。必要になったら勉強すればいい。そのおかげで書評記事が捗っています。

②記憶する危険性

昔から「覚えなさい」「忘れてはいけない」と言われ、大事な能力と思われていた。しかし、脳に負担がかかってしまうことを気づいていない。

 

たとえば、私が大学受験勉強で「覚えなければならない」と思い込んでいました。無理をして、夜中まで勉強していた。今思えば、二度と経験したくない気持ちです。

③「継続は力なり」の疑問視

日本では続けることが美学としてされています。しかし、実は脳に負担かけていることを知らない。休むことが重要です。

 

たとえば、以前、大好きなスマホゲームをやり続けていた。しかし、途中で楽しくなくなった。作業みたいなやり方になってしまったのだ。無理をしてしまうと充電や通信料が無駄になるのでやめた。

 

私のブログテーマ「一人で生き抜く」にぴったりの一冊。

整理するだけでなく、考え直すきっかけになる一冊です。

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』を今読むべき3つの理由

 

本書は単なる思考を高めるだけではありません。思考を高めた後は考える一冊でもあります。

 

以下の参考記事を基に、3つの理由を表で解説。

 

もしお時間ありましたら、参考記事もご覧ください。

 

理由 説明 参考記事
①書くことが大事

書くことによって、思考が見えてきます。足りないところやおかしなところが明確に。ヒントになったりすることも。

 

たとえば、私が書評記事の下書きは必ず紙で書いています。時間はかかるけど、書き出せば客観的に見れることも。別のヒントにも。

ちなみにセクションである「『新版 思考の整理学:外山滋比古』を読んで良かったところ」でより詳しく書かれていますのでそちらもチェック。

よだかブログ
②本に書いていない知識も

本に書いていなくても応用しながら、知恵を見つけていく必要があります。

 

たとえば、私が書評記事で書くときの考え方を書いていたら、「メタ記事」であることが発覚。本に書いていなくても知らないうちに身につけた。

プラクティス
③寝かせることも

書き出したもの、これから質問する内容はすぐにやらず、寝かせます。寝かせることによって、新たな発見が見つけることも。

 

たとえば、書き終えた書評記事をすぐにパソコンを打たない。そのまま寝かせています。新たな発見を見つけるために。

文章書き方まとめセミナー

 

これらすべて、ブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結します。

単に考えるだけでなく、考えたものをさらに高めていくことも重要です。

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』を読んで良かったところ

 

2025年1月20日(火)、「TSUTAYA BOOKSTOREイオンモール土岐」に寄った。

併設しているタリーズコーヒーで「水出しアイスティー」を飲みながら、本書を読んだ。

おもしろかったのと「一人で生き抜く」に適しているので購入した。支払いは楽天カードで。

「TSUTAYA BOOKSTOREイオンモール土岐」を巡ったときの記事はこちらです。お時間ありましたらぜひご覧ください。

 

特に印象的だったのは、「とにかく書いてごらんなさい。」(P140)に共感したからです。

とりあえず、書かないと前に進むことはできません。汚い字でもいいから進むことが重要です。

書いてみると意外と気づかなかったことがわかるようになります。

何かを足したり、引いてみたりなどしながら試行錯誤ができたりします。

また、客観的に見ることもできますし、新たな視点を入れてみるのもいい。別のアイデアが思いつくことも。

私のブログでは、書評記事だけでなく、読書記録や引用集などの書評以外の記事を書いております。

書評記事を書いているときに思い付きました。考え事を記事にしてみたり。本との可能性をいろいろ探っています。

まさに、「書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。」(P142)と言えます。

 

ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、考えるだけでなく、やってみることも大事です。

 

 

 

 

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』で物足りなかったところと関連書籍

 

外山滋比古 新版 思考の整理学 池内了 疑似科学入門 ジョージ・オーウェル 一九八四年

左から外山滋比古氏の『新版 思考の整理学』、池内了氏の『疑似科学入門』、ジョージ・オーウェル氏の『一九八四年』。

 

一方、権威についてもう少し触れて欲しかったです。

教師が持っている破壊力の恐ろしさ、批評されてしまう恐ろしさやすぐに相談してはいけないについては、理解できます。

しかし、さらに踏み込んで欲しかったのもあります。自分で探すしかありません。

 

この点、関連する2冊と比較すると興味深いです。

本書では、「教師も教師で、そういうときの何気ないひとことがどういう破壊力を持っているか、

気付かないでいるのでは、ひとの指導などできるとは言いかねる。」(P160)と指摘。

 

池内了 疑似科学入門 科学 表紙 科学者 権威

池内了氏の『疑似科学入門』。目立っている科学者が権威を持つとどうなるのか?

 

一方、池内了氏の『疑似科学入門』では、

「しかし、目立ちたがりやの科学者もいるし、自分こそは権威であると自認している科学者もいる。

自分の知識をひけらかし、何にでも口を出したがる科学者である。これらの科学者に共通した態度は、

知識に欠けているものを見下し、「こんなことも知らないのか」と尊大に振る舞うことである。

あるいは、自分の意見が最善であると強調して、他人の意見に耳を貸さない態度も共通している。

独自の意見を持つのはよいが、唯我独尊になっては見苦しい。」(P190)と。

他人の意見をまったく聞かない。「自分が正しい」と思い込んでしまったら、まわりが見えなくなってしまう。

 

書評記事である「疑似科学の罠に負けない:池内了『疑似科学入門』で鍛える一人で生き抜く眼力」はこちらです。

お時間ありましたらぜひご覧ください。

 

ジョージ・オーウェル 一九八四年 文学 表紙 小説 圧倒的 力

ジョージ・オーウェル氏の『一九八四年』。圧倒的な力を持っていくとどうなるのか?

 

もう一冊は、ジョージ・オーウェル氏の『一九八四年』では、

「ピラミッドの頂点にはビッグ・ブラザーが来る。ビッグ・ブラザーは絶対に誤りを犯すことがなく、全能である。

あらゆる成功、あらゆる業績、あらゆる勝利、あらゆる科学的発見、あらゆる知識、あらゆる叡智、

あらゆる幸福、あらゆる美徳は、彼の統率力とインスピレーションから直接引き出されたと言われている。」(P319)と。

「絶対に誤りを犯すことがなく、全能である。」は、力があるということ。圧倒的な力を持っていることです。

 

書評記事である「現実が『一九八四年』を超えた2025年 ──もう逃げられない監視社会の恐怖を今こそ知るべき名作」はこちらです。

お時間ありましたらぜひご覧ください。

 

 

「自分が正しい」「権力を持っている」で悪用されていくと社会が知らないうちに混乱していく。

 

2冊と組み合わせば、教養を楽しみながら、「一人で生き抜く力」を養えます。

 

『新版 思考の整理学:外山滋比古』を読んだしんちゃんならではの視点

 

知識が必要な分野があります。

 

「知識はものを考えるときの”敵”である。本当に頭を働かすための近道は、忘却を”味方”につけることである。

敵味方を見誤ってはならない。忘却を忌み嫌うことは、せっかくの味方をいじめているようなものなのである。」(P244)と。

知識は”敵”であるとはいえ、「一人で生き抜く」はもちろん、生き抜くために必要な分野があります。

それは政治・経済や社会などです。自分自身に関わることでもありますから、無視できない状況になることも。

もちろん、忘却することは大事だけど、最低限身につけた方がいいかもしれません。

 

一方、知識とは何なのかを考えさせてくれる一冊です。

最低限の知識を身につけながら、思考を高めながら、冷静に見つめながら、磨いていく。

自己成長しながら、生きていく一冊でもあります。

 

本書をきっかけに、読者のみなさんも「一人で生き抜く」ための楽しみながら、読書をゆっくりしませんか。

 

まとめ

 

外山滋比古 新版 思考の整理学 勉強法 マインド 表紙

外山滋比古氏の『新版 思考の整理学』。考えてみたい人にはおすすめ。

 

新版 思考の整理学』は、「一人で生き抜く力」を本気で育てたい人にとって、

考えてみたい人におすすめの一冊です。

 

考えることはもちろん、書くことの重要性、本に書かれていない知識や寝かせることなどを知ることができ、

生き方を考えるきっかけになります。

 

ぜひ手に取り、教養と娯楽の時間をより、豊かで意味あるものにしませんか。

 

本書を読んだ読書記録がありました。以下の通りです。お時間ありましたらぜひご覧ください。

 

 

このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。

はてなブログからやっていくのもおすすめ。お時間ありましたらご覧ください。

 

 

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また、「外山滋比古さんの他の本も紹介して」というのもあればコメント欄へ。

 

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『新版 思考の整理学』の書籍情報

 

 

項目 内容
タイトル 新版 思考の整理学
ジャンル マインド・勉強法
著者 外山滋比古(とやま・しげひこ)
出版社 株式会社筑摩書房
発売日 2024年2月13日
定価 本体価格630円+税
ページ数 256ページ
商品リンク
キーワード 思考、整理、自己成長
オススメ度 ★★★☆☆(3.5)(目新しさはなかったけど、新大学生や新社会人には適しているので3.5にしました。ちなみに東大生や京大生、Amazonなどの評価は高いです。)
特に読んで欲しい人

新大学生・新社会人

目次(特に読んで欲しいところは★)
  • Ⅰ★
  • Ⅳ★
  • あとがき
  • 「思われる」と「考える」ー文庫本のあとがきに加えて
  • 東大特別講義新しい頭の使い方ー『思考の整理学』を読んだみなさんへ伝えたいこと★