こんにちは。
「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」のしんちゃんです。
政治って、実はめっちゃ身近。毎日の物価、医療の待ち時間、子育ての大変さーー
全部、政治につながっています。
なのに、「政治の話をするな」と周りの目が気になって、口をつぐんでしまうこと、ありませんか?
前回の「政治?関係ない?いや、生活を守るために真剣に考えよう!」では、政治が私たちの生活の土台だと伝えました。
でも、職場や友達同士で政治を語ろうとすると、「空気が重くなる」「変な目で見られる」と感じるのはなぜ?
それは、日本社会の同調圧力や「政治=むずかしい」というイメージが、私たちを黙らせているからです。
生活にものすごく関係しているのに、なぜ、黙らせるのか。今でもわからないことだらけです。
この記事では、周りの目を気にせず、政治を身近に感じてもらうために、政治がタブー視される理由を掘り下げます。
政治について知りたい方や、書評ブログを始めたい方へ、日常視点でわかりやすくお届けいたします。
『この国の同調圧力』『日本が世界地図から消える前に』も紹介しながら、一緒に政治を「自分ごと」にしましょう!
政治がタブーとされる4つの理由
日本で政治の話題が避けられる背景には、社会や文化の要因が絡み合っています。以下、4つの理由を詳しく見ていきます。
①同調圧力:周りの目を気にする文化
日本では、「みんなと同じ」が安心のキーワード。
政治は価値観や信念を映す鏡だから、意見がちがうと対立が生まれ、関係がギクシャクするかも。
そんな心配から、「政治は避けよう」と黙ってしまう。
『この国の同調圧力』で山崎雅弘さんが言うように、集団の調和を優先するあまり、個人の声が押しつぶされるんです。
たとえば、飲み会で誰かが「選挙どう思う?」と振っても、「まあ、いいじゃん、そういうの」と流されること、ありますよね。
この「周りの目」が、政治を遠ざける大きな壁になっています。
②「政治はむずかしい」と思い込む呪縛
政治=法律や政策のむずかしい話、と思っていませんか?
でも、実は身近な問題そのもの。物価高も、待機児童も、政治の決定が影響しています。
それなのに、「自分には関係ない」「わからない」と敬遠するのは、なぜ?
学校では制度の暗記ばかりで、政治を「生活」と結びつける教育が少ないから。
メディアも、対立や専門用語を強調しがちで、親しみにくさを増す。
『日本が世界地図から消える前に』の秋嶋亮さんは、政治リテラシーの低さが国の未来を危うくすると警告します。
この「むずかしい」という思い込みが、周りの目を気にせず政治を語る一歩を阻んでいるんです。
③社会の「空気」:政治を語る=変わり者?
日本には、「政治の話=過激」「語る人=空気読めない」というイメージがこびりついています。
戦後の政治対立の名残や、高度成長期に「政治より経済」と無関心が美徳とされた影響も。
政治を語ると、「面倒な人」と見られるリスクがあるから、黙ってしまう。
SNSでも、政治発言は「炎上」の火種になりがち。この「空気」が、周りの目を強化し、政治をタブー化します。
でも、ちょっと待って。政治を語らないことが、本当に「普通」なんでしょうか?
④大型インフルエンサーの「政治回避」
フォロワー数百万のインフルエンサーは、なぜ政治を語らないのか?答えはシンプルです。
政治発言は、フォロワー離れやスポンサーとのトラブルを招くリスクがあるから。
2025年のXを覗くと、大型インフルエンサーはエンタメとライフスタイルに絞り、「中立」を保つ投稿が多い。
彼らは、幅広い層に好かれるため、政治を避けます。
でも、これが若者に「政治=遠いもの」という印象を植え付け、語る機会を減らしています。
インフルエンサーの沈黙は、周りの目を気にする私たちの心理を、間接的に強めてしまうんです。
政治を語らないと、どうなる?
政治を避けるのは、楽かもしれません。
でも、周りの目を気にして黙っていると、私たちの生活や社会にどんな影響があるのか?
4つのコストを考えます。
①生活が他人任せに
政治は、物価、医療、教育、年金に直結。
たとえば、2025年の日本は、少子高齢化で社会保障費が膨らみ、若い世代の負担が増える議論が過熱中。
政治を語らないと、こうした問題に声を上げられず、決定を政治家や官僚に丸投げすることに。
自分の生活を守るチャンスを、みすみす逃がすんです。
②分断が深まります
政治をタブーにすると、表面的な会話しか生まれない。
異なる意見をぶつけ合う場がなければ、価値観の溝が広がってしまう。
X上では、政治的対立が「炎上」に繋がりやすく、穏やかな議論が減っています。
政治を語らないことが、実は分断を助長してるんです。
③民主主義が弱まります
民主主義は、市民の声で動く。
政治を避ける人が増えると、投票率は下がり、政策に民意が反映されにくくなります。
『日本が世界地図から消える前に』は、政治無関心が国の競争力を下げるリスクを指摘。
2025年の若者の投票率低迷は、この危機のサインです。
④インフルエンサーの空白が偏見を生みます
インフルエンサーが政治を語らないと、若者の政治リテラシーが育たない。
その隙を突くように、偏った情報や過激な意見が目立つ。
Xで政治を語るのは、一部の極端なアカウントに偏りがち。
インフルエンサーが身近に政治を語れば、若者も「政治って自分ごと」と感じるのに、その機会が失われている。
周りの目を気にせず、政治を身近にする4つのステップ
「周りの目が気になる」「政治ってどう語ればいい?」と思うあなたへ。
政治を身近に感じ、自身を持って語るためのかんたんなステップを4つ提案します。
①日常の不満から政治を考えましょう
政治は、遠い議事堂の話じゃない。
たとえば、「スーパーの買い物が高すぎる」「保育園が見つからない」ーー
これ、全部政治と繋がっています。
2025年の物価高は、政府の経済政策やエネルギー問題が影響しています。
自分の生活の「困った」から、政治とのリンクを見つけてみて。
身近な問題なら、周りの目も気になりにくいよ。
②信頼できる情報で「むずかしい」を壊す
政治がむずかしそうでも、信頼できる情報なら親しみやすい。
『この国の同調圧力』は、日本社会の「空気」を知るのにピッタリ。
NHKや複数の新聞、Xの信頼できる投稿を比べれば、偏りなく学べます。
情報が増えると、周りの「政治=過激」な目もきにならなくなります。
③小さな場で「語る」練習
大勢の前で政治を語るのはハードル高いよね。
まずは、気の合う友達や家族と、「最近のニュース、なんか気になることある?」と軽く話してみて。
たとえば、物価高や医療の話題なら、誰でも共感しやすい。
自分の意見を少しずつ出す練習が、周りの目を跳ね返す自信になるよ。
④書評ブログで政治を「自分ごと」に
書評ブログを始めたい人、チャンス!
政治関連の本をレビューすれば、自分の考えが整理でき、読者と対話できます。
『日本が世界地図から消える前に』をレビューして、「政治って生活そのもの」と伝えてみて。
ブログなら、周りの目を気にせず、自分のペースで政治を語られます。
読者のコメントで、新しい視点も得られるよ。
関連記事でさらに深めましょう
政治を身近に感じるヒントを、以下の記事でも紹介中です。
- この国の同調圧力:山崎雅弘さんが、同調圧力が政治議論をどう抑えるかを分析。周りの目を気にせず語る勇気が湧く。
- 日本が世界地図から消える前に:秋嶋亮さんが、政治無関心の危機を解説。政治を身近に感じる理由がクリアに。
おわりに:周りの目を跳ね返して、政治を自分のものに
政治を語るのは、最初はドキドキしますよね。
周りの「空気」や「変わり者扱い」が気になるのもわかります。
でも、政治を避けるのは、自分の生活をあきらめること。
インフルエンサーが政治を語らないからって、私たちまで黙る必要はない。
政治は、物価、仕事、子育てーーあなたの日常そのもの。
身近な話題から一歩踏み出せば、周りの目なんて気にならなくなります。
書評ブログを始めたい人は、政治の本をレビューして、読者に「政治って身近!」を伝えよう。
私のブログ「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」は、そんな一歩を応援し続けます。
あなたは、どんな「身近な政治」を見つけましたか?周りの目を気にせず、コメントやシェアで教えて!
一緒に、政治を「自分ごと」にしていこう!