食べる前にめっちゃくちゃ期待していた。しかし、このあと、めっちゃくちゃバカだったことを思い知ることになるとは。あくまでも好みだけど、自分の舌が疑うほど、予想以上だったし、衝撃的だったことを今でも忘れない。たとえ、数か月ほど前でも。
ある人気インフルエンサーがプロデュースしたケーキ屋が地元でオープン。ケーキを見たとき、どれもおいしそうだったなあ。バスクチーズケーキ、ショートケーキ、フルーツタルト、シュークリーム、オリジナルケーキなどがあって、どれもおいしそうだった。見た目はパーフェクト。しかも、責任者がある人気インフルエンサーの部活の後輩でスイーツ店で修業していたという。後輩も地元出身。まさに、修二と彰の「青春アミーゴ」の歌詞から「地元じゃ負け知らず」みたいな。さらに、RADIOFISHで「PERFECTHUMAN」も。仕事ができる感も。まさに、「I’m a perfect human」だ。
楽しみにしていたので、とりあえず、全種類買うことに。今度、いつ買うかわからないから。食べるのを楽しみで仕方がなかった。ワクワクしていた自分がいたなあ。夕飯を食べたあと、いよいよお待ちかねだ。とんねるずの石橋貴明である「実食!」。
まず、フルーツタルトから食べた。食べてみると、
「甘い」
おいしいとかまずいとかいうより、甘いと脳が感じてしまった。衝撃的にびっくりしたとしかいいようがないなあ。フルーツのさっぱりでなんとか口直しはできたわ。さらに、ショートケーキも食べた。食べてみると、
「甘い」
ショートケーキはお店のおいしさの目印と言っていい。まさか、ここまで甘すぎるとは驚きしかなかった。ありえないくらいの甘さだった。脳が壊れそうなくらいだ。頭が痛くなりそうだった。なりそうだったけど、オリジナルケーキを食べた。食べてみると、
「めっっっっっっっっっっっっっちゃ甘すぎた!!」
脳が壊れそうなくらいはもちろん、頭が痛くなりそうなのもあった。それだけではない。お腹もびっくりして、気持ち悪すぎるのもあった。
二度と食べたくない瞬間だった。
もし、「人生が変わる1分間の深イイ話」の企画、「「旨イイ」「う~ん」バトル」で、島田紳助が「う~ん」したにちがいない。こんなことを言っていたかもしれない。
「食感が悪いし、甘すぎるし、気持ち悪い」
人気インフルエンサーにはファンがいるから、擁護するかもしれないでしょう。だけど、Adoさんの「うっせぇわ」と言いたい。あくまでも好みだけど、あらためて、
やっぱり、めっちゃくちゃ甘すぎた。二度と買うことがない。
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