そもそもダニエルって知っている方はいると思うけど、ダニエルのおかげでまた「劇映画:孤独のグルメ」を見てしまったよ。しかも、3回目だよ。3回目。ダニエルって知っている方は知っているけど、サンドウィッチマンの富澤たけしの「ちょっと何を言っているのかわからない」でしょうね。まあ、そうなりますよね。
ダニエルがまさか「劇映画:孤独のグルメ」のカギとなる存在になるとは思わなかったなあ。びっくりしたとしか言いようがありませんよ。ダニエル、実は日本語しゃべれるなんて知っていましたよ。初めてみたとはびっくりしましたし、「しゃべれたの⁉」と突っ込みたくなってしまいました。他のお客さんも同じ気持ちだった。しかも、ダチョウ俱楽部の「聞いてないよォ」という感じもしてしまうなあ。
それだけでなく、ダニエルから「ヘジャンク」というおすすめ料理も紹介した。それも「劇映画:孤独のグルメ」のテーマでもある「スープ探し」のヒントになるとは。おどろきしかありませんなあ。さすがダニエル。もちろん、松重豊監督もさすがだ。パンフレットにはダニエルを演じたマイケルキダさんのプロフィールが載っていない。カギとなる存在なのになんで載っていないだろう。もしかして、松重豊監督の作戦なのか。あえてという可能性があるかも。天才かもしれないなあ。
物語が佳境に入っていく。五郎さんのオフィスにまさかのダニエルが再びやっていく。しかも、日本にやってくる。まるで、忍者ハットリくんみたいに。「ハットリくんがやってきた」から「ダニエルがやってきた」無理無理な感じがしちゃったなあ。そんなことより、ダニエルがあるものを持ってきたみたいだ。それは五郎さんがファンテヘジャンクに使われていた乾燥のタラをたくさん持ってきてくれた。これがテーマであった「スープ探し」の完結となる材料がそろった。
ダニエル:「母親の墓参りのついでだ」
五郎さんとみんな思っていたはず、
「えっ、母親の墓参り⁉どこの出身なの⁉」
ますますダニエルの不思議に引かれていく。不思議な存在でもあるけど魅力があることはまちがいないよ。そのおかげで「劇映画:孤独のグルメ」をおもしろくさせたのも事実です。
3回目見たけど、ダニエルのおかげでまた「劇映画:孤独のグルメ」を見たくなってしまったよ。さらに腹が減ってしまったよ。ダニエルのおかげでもあり、せいでもあります。あらためて、ダニエルは何者か?和田アキ子さん風でいうと、
「君はそもそも何をされてる方なの?」
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