こんにちは。しんちゃんです。
今回は、「昼寝の効果を知ろう!」についてお話します。
仕事中にはかどらなくって、困ってますよね。
「昼寝をすれば、作業を高められます」
なぜなら、集中力などをあげることができるから。そのためにも、メリット・デメリット、効果的な時間や効果的なやり方を知っておきましょう!
この記事を読んで欲しい方
- 1日中疲れている方
- 昼寝が好きな方
- 何かやることがない方
昼寝のデメリット
まずは、デメリットにもお話します。大きく分けて2つ。
- 1時間以上の昼寝は病気のリスクを高めます
- 昼寝はサボり?と思ってしまう
①1時間以上の昼寝は病気のリスクを高めます
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
先ほどは、昼寝は心臓病や高血圧のリスクを下げるといいましたが、それはあくまでも「良い昼寝」をした時だけ。
ナショナル・ジオグラフィックが行なった研究では、1時間以上の昼寝は逆効果!
シエスタ(siesta)とは、スペインを中心に行われている昼寝休憩のこと。昼寝を2時間以上できるなんて羨ましい限りだと思っていたのですが、危険性も含んでいるのですね。
②昼寝はサボり?と思ってしまう
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
日本だとまだまだ昼寝は「サボり」であったり、「きちんとしていない」と思われてしまいがち。
昼寝をするととても効率的に仕事や勉強ができるのですが、それはあくまでも自分の中での話。
授業中や仕事中の居眠りなんてもってのほかですし、あくまで昼寝をするのは「休憩時間」など自分の時間の範囲内で行うようしましょう。
昼寝のメリット
ここから、昼寝のメリットについてお話します。大きく分けて5つ。
- 効率の良い休息が取れます
- 記憶力や集中力をアップさせます
- 創造性をアップさせる
- 心臓病、高血圧などのリスク低下
- ボケ防止
①効率の良い休息が取れます
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
昼寝は一般に、夜の3倍の効果があります。夜の睡眠はレム睡眠と言われる浅い眠りとノンレム睡眠と言われる深い眠りを繰り返すのに対して、昼寝は深い眠りしかないため。
カリフォルニア大学の研究では、昼寝と夜の睡眠の効果をくらべてみたところ、「1時間30分の昼寝」は一晩分の睡眠に匹敵するとの報告がされています。
疲れている人や忙しい人ほど昼寝を上手に使って効率の良い休息をとることが大切。
眠い目をコーヒーやガムなどで無理矢理な方法とは言えない。
②記憶力や集中力をアップさせます
きちんとした休息が取れると、記憶力や集中力がアップ。暗記物をするなら夜と朝!というのは勉強の世界では有名。
逆に言えば、一日の疲れが溜まっていて集中力が落ちている昼は勉強に集中できていないと言えます。
疲れた脳にとっては、外の情報は邪魔なだけ。そういう状態では、なかなか記憶に定着しない。
なので、疲れたら、寝ましょう。「全然集中できない」、「なかなか覚えられない」という時は昼寝をしてみる価値はあります。
③創造性をアップさせる
何か疲れていたりした、アイデアは浮かんできませんよね?想像力を使う仕事や作業は、頭が代わりに働いてくれています。
頭を休ませて、パフォーマンスを上げるのも一つの仕事。想像性をアップさせるためにも昼寝は必要です。
④心臓病、高血圧などのリスク低下
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
意外と知らないかもしれませんが、心臓病や高血圧リスクを下げてくれます。
また、がんや脳卒中などの、日本人の死因ベスト3の病気のリスクも下がるそうです。
⑤ボケ防止
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
最近注目されているのが、このボケ防止効果。うわさですが、国立精神神経センターの方のお墨付きの論文で、「昼寝とボケ防止」は効果があるらしい。
なので最近では、老人ホームなどでも昼寝の時間があったりします。特に年をとると朝早く起きて睡眠時間がたりてないという人もいるので結構寝れるそうです。
効果的な時間
昼寝は、長くやりすぎてはいけない。1時間や2時間寝てしまうと、夜眠れなくなったり、生活リズムが崩れてホルモンのバランスがおかしくなってしまいます。
ちょうど良い昼寝の時間は15分から30分までがベスト。15分から30分の睡眠のことを英語では、「Power nap」(パワーナップ)といい、昼寝のいちばん効率的な時間として有名。
あのNASAもこのパワーナップのすごさを認めていて、宇宙飛行士もこのパワーナップをしているそう。
効果的なやり方
昼寝をするためにも効果的なやり方をお話します。大きく分けて4つ。
- 寝る前にコーヒーや紅茶を飲む
- 昼寝は16時までに済ませること
- 昼ごはんを食べすぎないこと
- 楽な姿勢で寝よう
①寝る前にコーヒーや紅茶を飲む
寝る前にコーヒーや紅茶などのカフェインの入った飲み物を飲むと効果的。
なぜなら、カフェインは口にしてからあの「眠れなくなる」状態になるまでに15分〜30分くらいかかるから。
なので、このカフェインがききはじめるちょうどくらいの時間にすっきりと起きることができるのです。
②昼寝は16時までに済ませること
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)
あまり遅い時間に昼寝をすると、夜の睡眠に影響が出ます。遅くとも16時までには昼寝を終えておくといい。
それ以上遅くなって眠いようなら、体操をしたり歯を磨いたりして眠気を覚ますことをオススメ。
当たり前かもしれませんが、「今日は昼寝したし…」といって遅くまで起きていることは体に良くないので、昼寝をしても夜の睡眠はしっかりとりましょう。
③昼ごはんを食べすぎないこと
(nanairo125さんによる写真ACからの写真)
お昼ご飯を食べすぎると、胃や腸が活動してしまうので、うまく脳が休息することができない。昼ごはんは腹八分目で止めておこう。これは健康にもいい!
④楽な姿勢で寝よう
昼寝の姿勢は眠りの質に影響します。特に、机に突っ伏して寝たりすると体への負担が大きい。
また、無理な姿勢で寝てしまうと体を痛める原因にも。なので、寝る体勢は、横にしたり、うつ伏せにしたりした方がいい。
また、机で昼寝する場合はうつ伏せで寝ましょう。最近は、昼寝用の枕なんかも販売されています。それを使って、利用してみるといいでしょう。
まとめ
以上のように、「昼寝の効果を知ろう!」についてお話しました。
仕事などで眠気が来たり、はかどらない場合は昼寝をすると効果的。もちろん、寝すぎには十分に注意しましょう!
それでは。
参考文献 |
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