(結末:「働かざる者食うべからず」は、現在、通用しない)
しんちゃん(架空のキャラクター)は、両親から言われた言葉があります。
「働かざる者食うべからず」
「働かざる者食うべからず」の言葉、ずっと引っかかっていました。
今の時代、ネットでも使えば、効率よく働くことが可能。
しかし、両親の時代では、汗をかきながら、働くのが美徳として考えています。
「働かざる者食うべからず」という言葉を、あらためて、調べることにした。
調べると、実は、本来の意味と両親が言った意味がぜんぜん、ちがった。
調べたことによって、言葉の意味を調べようと決意しました。
- この記事を読んで欲しい方
- この記事を読んで得られること
- 先輩などからこんなことを言われていませんか。
- 「働かざる者食うべからず」の本来の意味
- 「働かざる者食うべからず」はあてはまらない場合
- まとめ
- 参考書籍
- 参考文献
この記事を読んで欲しい方
- 「働かざる者食うべからず」の本来の意味を知りたい方
- 「働かざる者食うべからず」の言葉に悩んでいる方
- 生き抜く知識として得たい方
この記事を読んで得られること
- 「働かざる者食うべからず」の本来の意味が分かりスッキリします
- 「働かざる者食うべからず」の言葉の悩みがスッキリします
- 生き抜く知識の一つとして得られます
先輩などからこんなことを言われていませんか。
しんちゃんと同様、働いている人や両親とかなどをこんなことを言われましたか。
それは、「働かざる者食うべからず」ということを。
働かないと生きていけないとか稼げないとかと言われたことがあるかと。
しかし、先輩や両親が言ったその言葉の意味が間違っています。
「働かざる者食うべからず」の本来の意味
しんちゃんは、本来の意味を知って、驚きました。
正しい意味は、「働こうとしないものは、食べることもしてはならない」ということです。
正しい意味を知らない大人がいます。
惑わされてはいけない。
一人で生き抜くためにも気を付けてはいけない。
なぜ、このような言葉が誕生したのか。
もともとレーニンが考えたものではありません。
新訳聖書の「テサロニケ人への手紙Ⅱ」の一節に「働かない者は食べる資格がない」からきています。
本来なら、「働きたくないものは食べてはならない」を訳すつもりでした。
しかし、間違って、「働かざる者食うべからず」へとなってしまった。
「働かざる者食うべからず」はあてはまらない場合
「働かざる者食うべからず」は、昔はあてはまりました。
もちろん、働かないと生きていけない時代だったことは間違いありません。
ネットの時代もありませんでしたしね。
しかし、現在の時代では、働きたくても働けない人がたくさんいます。
若い世代だけでなく、40代、50代などもいらっしゃいます。
病気や障害、失業などによっては理由は様々。
さらに、「働かざる者食うべからず」では、現在の日本の実態には合っていません。
働き方改革やAIなどによって、言葉の意味がだんだん薄くなってきています。
それだけでなく、「働かざる者食うべからず」や「労働は尊い」のでは、資本主義社会にはあてはまりません。
あてはまるのは、「稼げざるもの食うべからず」や「対価(成果)は尊い」となります。
また、「働くかどうかに関係なく金を持っている者」もいます。
働いたからといって食べられるとは限らない場合もあります。
これらのことから、現在の「働かざる者食うべからず」は、あてはまらない場合があります。
まとめ
以上のように、「「働かざる者食うべからず」を惑わされてはいけない!」について、お話をしました。
「働かざる者食うべからず」は本来の意味を知らない人がたくさんいます。
もちろん、悪意をもって言っているわけではない。心配してくれています。
もちろん、ありがたいことです。
しかし、その言葉は無視したほうがいいでしょう。
これからの時代は通用しなくなる言葉になります。
真実かどうか見極めながら勉強していきましょう。
それでは。
参考書籍
「小型新約聖書 詩編つき - 新共同訳」発行所:日本聖書協会
参考文献 |
|
---|---|