
「聞いたり見たり読んだりだけしていないかい?」
毎日、膨大な情報が私たちの元へ流れてきます。
本を読み、SNSを眺め、ニュースを聞く。でも、ここで一度自分に問いかけてみてください。
ただ情報を受け取るだけの「受け身」の状態では、自分の人生を自分で動かしているとは言えません。
一人で生き抜くためには、得た情報をどう解釈し、自分はどう考えるかというプロセスが不可欠です。
今回の読書記録では、東野圭吾氏の『プラチナデータ』と、『漫画 君たちはどう生きるか』の2作品を取り上げます。
これらの作品を通して、情報に溺れず、自分の頭で考え、慎重に判断していくためのヒントを一緒に探っていきましょう。
- このブログ記事を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
- 「プラチナデータ:東野圭吾」を読んだ読書記録
- 『漫画 君たちはどう生きるか』を読んだ読書記録
- しんちゃんからのアドバイス:読んだり見たり聞いたりしてはいけない
- まとめ
- いろんな書籍を読みたい方はKindle Unlimitedへ
このブログ記事を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
以下の3タイプの方におすすめします。
- 書評ブログを始めたい人:書評以外の記事を書きたい人にはおすすめ。
- 自分なりの読書記録を残したい人:読書記録にしたいけどどうしたらいいのか参考したい。
- どんな本を読んでいるのか知りたい人:どんな人がどんな本を読んでいるのかを知りたい人にはおすすめ。
このブログ記事を読むことで以下の3つの学びを得られます。
- 書評ブログを始められます:単なる書評だけでなく、自分の考えや経験を混ぜながら書けるようになるから。
- 記憶が残る読書記録が始められます:ブログだけでなくノートとかで記憶が定着し、宝物になります。
- 他人の視点を取り入れたくなります:自分では気づかなかった視点に触れることができます。
「プラチナデータ:東野圭吾」を読んだ読書記録

今回紹介する一冊目は、前回に引き続き、東野圭吾氏の『プラチナデータ』(株式会社幻冬舎、2012年7月5日)です。
前回(vol.17)に続き、さらに踏み込んだ内容をお伝えしますね。
物語の中で、神楽と志賀が食事をしながらこんな会話をしていました。
「その点が、我々としても依然として頭の痛い問題でね。
この神楽君なんかもがんばっているんですが、何しろ一般の人々の理解を得るのが難しい。
恐怖の管理社会になるとでも思っているようだ。」(P152-153)
二人は、プラチナデータを使えば犯罪率が下がり、捜査もスムーズになると確信しています。
しかし、一般の人々は「監視されているようで嫌だ」という、理屈ではない不安を感じているようですね。
開発側の二人には、その拒絶反応がどうも理解し難い様子でした。
「一人で生き抜く」視点では、一方的な考え方をせずに客観的な視点を持つことが大事です。
一人でいると、どうしても自分の考えだけに偏ってしまうことがありますから。
客観的になるためにも、いろんな人と話したり、AIに参考程度に意見を聞いたりしておくのが良いでしょう。
神楽は『プラチナデータ』を絶賛していましたが、その絶対的な自信が、皮肉にも彼自身を事件へと巻き込んでいくことになります。
信じていたシステムが自分を追い詰める凶器に変わる衝撃の展開は、ぜひ本書で確かめてみてください。
物語に出てくる「監視社会」にちなんだ関連記事は以下の通りです。気になるところから読んでみてください。
『漫画 君たちはどう生きるか』を読んだ読書記録

次にご紹介するのは、『漫画君たちはどう生きるか』
(原作:吉野源三郎、漫画:羽賀翔一、株式会社マガジンハウス、2017年8月24日)です。
有名な作品ですので、原作や漫画になっていることは以前から知っていましたが、なかなか読む機会がありませんでした。
しかし先日、愛知県小牧市にある中古店でこの本に巡り合うことができました。
ようやく手に取ることができ、こうして書評記事の材料として皆さんに共有できることを嬉しく思います。
物語の中で、おじさんがコペル君に向けて贈ったノートに、こんな言葉がありました。
「だから、君もこれから、だんだんにそういう書物を読み、立派な人々の思想を学んでゆかなければいけないんだが、
しかし、それにしても最後の鍵は、ーコぺル君、やっぱり君なのだ。君自身のほかにないのだ。
君自身が生きてみて、そこで感じたさまざまな思いをもとにして、
はじめて、そういう偉い人たちの言葉の真実も理解することができるのだ。
数学や科学を学ぶように、ただ書物を読んで、それだけで知るというわけには、決していかない。」(P102)
もちろん、本を読むだけでなく、ただ人の話を聞いただけでは意味がありませんね。
読んだり、聞いたりした上で、それを自分なりにどう受け止めるべきか、しっかり考えておく必要があります。
コペル君も、おじさんの言葉を通じてそのことを痛感しているはずです。
「一人で生き抜く」視点では、
読んだり聞いたりした情報を「自分はどう考えるのか」にまで落とし込むことが何より大事になります。
一人で生きていると、判断し、考えなければならないことがたくさんありますね。
焦る必要はありません。
時間をかけてもいいので、じっくりと自分の答えを探してみましょう。
もっと語りたいことがありますが、今回はこの辺にしておきましょう。
この続きは、次回の読書記録でお話ししますね。
しんちゃんからのアドバイス:読んだり見たり聞いたりしてはいけない
普段、本やニュースを「読んだり見たり聞いたりしているだけ」になっていませんか。
本に限らず、新聞やSNS、ネット記事などで読んだり見たり聞いたりしただけで、あとは何かしていますか。
していませんよね。
それだけでは意味がありません。受け身しかありません。
受け取った後に自分がどう行動するか考えるようにしておきましょう。
「一人で生き抜く」視点では、一人でも情報収集だけでなく、判断力も必要なので慎重にやっていきましょう。
一人だと自分の考えでやらなければならないのですから。
自分の判断の結果を、たった一人で引き受けなければならない。
その責任の重さがあるからこそ、慎重さが何よりの武器になります。
まとめ

今回は東野圭吾氏の『プラチナデータ』と、
『漫画 君たちはどう生きるか』(原作:吉野源三郎、漫画:羽賀翔一)の2作品について、読書記録をまとめました。
客観的な考え方を持ちながら、聞いたり見たり読んだりするだけでなく、自分でどう考えるかが大事になります。
私は、この読書記録でそのことを表しています。
それだけでなく、それぞれの作品について深掘りした書評記事も準備しています。
前回の読書記録「一人で生き抜く読書記録 vol.17:データがあれば解決できる……そう思い込んでいませんか?」はこちらです。気になる人は読んでみて。
このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。
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