
データがあれば解決できる……そう思い込んでいませんか。
システムが導き出した「正解」に従っていれば、安全に生きられると信じ切っていないでしょうか。
しかし、2026年の今、私たちは情報の海に溺れ、自分自身の「実感」や「考える力」を失いかけています。
データは便利ですが、それだけで人生のすべてを守れるわけではありません。
今回紹介するのは、東野圭吾氏の『プラチナデータ』と、
『文庫版 孤独のグルメ ①②』(原作・久住昌之、作画:谷口ジロー)です。
国家規模の管理システムを描いたSFと、一人の男の食事を描いた漫画。
ジャンルは全く違いますが、この2冊には「一人で生き抜く」ための共通した知恵が詰まっています。
システムに依存せず、自分の頭で考え、自分の行動を守ること。
そして、経営的な視点で世の中を予測すること。
どんな状況でも冷静に「自分」を保つための生存訓練、はじめましょう。
- このブログ記事を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
- 「プラチナデータ:東野圭吾」を読んだ読書記録
- 『文庫版孤独のグルメ①②』を読んだ読書記録
- しんちゃんからのアドバイス:違うジャンルでもいい
- まとめ
- いろんな書籍を読みたい方はKindle Unlimitedへ
このブログ記事を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
以下の3タイプの方におすすめします。
- 書評ブログを始めたい人:書評以外の記事を書きたい人にはおすすめ。
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このブログ記事を読むことで以下の3つの学びを得られます。
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「プラチナデータ:東野圭吾」を読んだ読書記録

今回紹介する一冊目は、前回に引き続き、東野圭吾氏の『プラチナデータ』(株式会社幻冬舎、2012年7月5日)です。
前回(vol.16)ついて読書記録いたしましたので、今回はその続きです。
国家によって国民のDNAが管理され、犯人検挙率が飛躍的に向上した近未来を描いた物語ですが、
今の時代にこそ刺さる一節がありました。
「操作が簡単になるのはいいことだ。
しかしこの方法に何か誤りはないのか、と疑問に思う気持ちがあった。
誤認逮捕のことではない。人間社会にとって問題は何もないといいきれるのだろうか。」(P29-30)
確かに、テクノロジーによって操作が簡単になることはいいことだし、やり方が楽になるのも悪くありません。
しかし、このやり方で本当に正しいのでしょうか。
データは完璧に見えても、そこには必ず「データにはない落とし穴」が潜んでいるはずです。
なぜなら、データには「感情」や「動機」がないからです。
人間という生き物は、感情や動機がなければ動かないはずなのに、システムはそこを切り捨ててしまいます。
これは物語の中だけの話ではありません。現代のAIやビッグデータにも、全く同じことがいえます。
「一人で生き抜く」視点では、データだけで判断せず、自分の頭で考え、判断することが不可欠です。
データはあくまで参考程度にとどめ、最終決断は自分ですること。
忘れてはいけないのは、データは責任を負ってくれないということです。
利便性の裏にある危うさに注意を払い、自分の人生のハンドルをシステムに明け渡さないこと。
それが、管理社会を生き抜くための第一歩になります。
まだまだ語りたいですが、この辺にしておきましょう。
物語に出てくる「監視社会」にちなんだ関連記事は以下の通りです。気になるところから読んでみてください。
『文庫版孤独のグルメ①②』を読んだ読書記録
次にご紹介するのは、『文庫版 孤独のグルメ ①②』(原作・久住昌之、作画:谷口ジロー)です。
一人の時間の極致を描く本作から、第1巻・第2巻それぞれで気になったポイントを挙げたいと思います。
「文庫版孤独のグルメ①」を読んだ読書記録

まず第1巻では、第12話「東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」のシーンが深く心に残りました。
普段は冷静な井之頭五郎が、珍しく怒りを露わにする場面です。
「人の食べてる前であんなに怒鳴らなくたっていいでしょう。」(第1巻・P122)
五郎さんが美味しく食べている最中、店主が従業員に対して激しく怒鳴り散らしていました。
その光景を目にした五郎さんは、もはやこれ以上、食べる気になれなくなってしまったのです。
五郎さんもまた個人事業主として活動していますが、
あの店主の姿を見て、経営者としての在り方に疑問を抱いたのかもしれません。
「一人で生き抜く」視点では、
もしその場を楽しむことができないのであれば、たとえ料理が残っていても、お釣りを受け取らなくても、
「その場を立ち去る」という決断が何より大事です。
自分の大切な時間や精神を不快なもので満たさないために、楽しませてくれない場所からは潔く去りましょう。
これは自分を守るための立派な防衛術になります。
そういえば、元芸能人の島田紳助氏がこんなことを言っていました。
「本当においしいかどうかは、お店を出てある程度の距離を歩いた後に、ふと出る言葉が本物だ」という趣旨の話です。
もし実際にそのようなお店に当たってしまったら、静かに距離を置き、二度と行かなければいい。
そうした選択の積み重ねが、自分にとって心地よい環境を作っていくのだと改めて感じました。
「文庫版孤独のグルメ②」を読んだ読書記録

次に第2巻では、
第3話「東京都品川区東大井の冷やし中華とラーメン」で五郎さんがお店を出た後の独白が印象的でした。
「平凡なラーメン屋それも個人店ってやってくの大変な時代なんだろうな」(第2巻・P34)
ラーメン屋さんに限らず、中華屋さんのチャーシュー、メンマ、ネギだけのシンプルなラーメン。
こういうのを食べたい人は多いですが、シンプルだからこそ美味しくないと生き抜くことはできません。
もちろん好みの問題もありますが、それは二郎系や横浜家系などでも同じです。
昨今の物価高騰の影響もあり、シンプルなラーメンでも1000円を超えそうな勢いです。
水道光熱費もあるから、ラーメン自体が高級品になる日も近いかもしれません。
「一人で生き抜く」視点では、経営視点を持ち、推測でもいいから世の中を予想することが大事です。
一人で食事をするにもお金がかかります。
だからこそ、そのあたりの視点もしっかり考えておくことが、自立して生きるということではないでしょうか。
この記事に出てきた「物価高騰」にちなんだ関連記事は以下の通りです。
気になるところから読んでみてください。
しんちゃんからのアドバイス:違うジャンルでもいい
共通するところがあれば、ジャンルは違ってもいい。
今回紹介した2冊は、SF小説という「文学」と、漫画という「マスメディア」であり、全く違うジャンルです。
普通なら、これらを一つの記事で紹介するのは難しいと思い込んでいるはず。
確かにジャンルが違えば、共通点を見つけるのは難しいですし、紹介するのには苦労するはずです。
しかし、AIを使えば、違うジャンルであってもその共通点を教えてくれます。
自分だけでは気づかなかったことに、気づけるようになります。
もちろん、「自分なりに感じる共通点」は持っておきつつ、AIの視点を借りて「気づけないところ」を補うのです。
難しいことを考えずに、まずはやってみるのが大事です。
まとめ

今回は東野圭吾氏の『プラチナデータ』と、
『文庫版 孤独のグルメ ①②』(原作・久住昌之、作画:谷口ジロー)の2作品について、読書記録をまとめました。
システムやデータに依存しすぎず、自分の頭で考えながら、自分の行動を守ることが大事です。
さらに、経営視点を持ちながら世の中のことを見つめていくことが、これからの自立には欠かせません。
今年(2026年)、どんな状況になっても冷静さを失わず、自分の足で一歩ずつやっていきましょう。
前回の読書記録「一人で生き抜く読書記録 vol.16:取材をしながら、比較をし、疑問を持ち続けよう」はこちらです。気になる人は読んでみて。
このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。
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