
「平等な社会を目指す」は要注意です。
「平等な社会はいいことだよ」「なぜ、注意しなければならないの?」「目指してはいけない理由は何か?」ー
平等な社会を目指せば、戦争はないし、経済が良くなっていく。
だから、いいことだから注意する必要ないのです。
しかし、本当に「平等な社会を目指す」でいいのか。
歴史的に必ずどこかで独裁者となり、目指していた「平等な社会」ではなくなってしまう。
そもそも「平等な社会」とは一体何なのか。
私は本書を読んでいくなかで、そう考えた。
やり方次第では自分流の「平等な社会」へと変貌していくのがみえます。
今回、ご紹介するのは、ジョージ・オーウェル氏の『新訳 動物農場』(株式会社KADOKAWA、2025年11月25日)です。
1945年に発表された内容だけど、社会の仕組みを知れる一冊です。
また、知るだけでなく、平等とは何かを考えさせる一冊でもあります。
私のブログのテーマである「教養と娯楽」を、まさに体現した内容です。
本書では書かれていない現代と踏まえながら、紹介します。
フェイクニュース(AI動画)や文章の改ざん、心理学の利用など。
さあ、学びを楽しみながら、仕組みを知っておきましょう!
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』の概要
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を今読むべき3つの理由
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んで良かったところ
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』で物足りなかったところと関連書籍
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んだしんちゃんならではの視点
- まとめ
- 『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』の書籍情報
- いろんな書籍を読みたい方はKindle Unlimitedへ
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
以下の3タイプの人におすすめします。
- 寓話を知りたい人:動物を例えた教訓や風刺を知りたい人にはおすすめです。
- 理想と現実を知りたい人:本書を読めば、「理想と現実」について考えさせられます。
- フリーランスや個人事業主:現代社会を通じているのもあるので、知っておくべきです。
本書を読むことで以下の3つの学びを得られます。
- 寓話を読みたくなります:教訓や風刺があるから、生き抜くヒントに。
- ルールを疑っていく:「みんなのため」か「平等」か、本書を読んで考えさせられます。
- 現代社会のお供に:マスメディアではあまり報道されない仕組みを知れます。
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』の概要
ジョージ・オーウェル氏の『新訳 動物農場』(株式会社KADOKAWA、2025年11月25日)は、恐怖政治へと進んでいく一冊です。
動物たちは農場主を追い出し、平等な社会を目指していた。
しかし、指導者である豚のナポレオンが独裁者となり、恐怖政治へと変貌していきます。
寓話形式なので、子供でも読める内容です。
現代の社会では、「平等」であるように見せているけど、「一部の層」が豊かになっている見方もあります。
なぜ、「一部の層」が豊かになっているのか。
本書を読めば、ヒントになります。寓話を知りたい人や理想と現実を知りたい人には、
参考になりますので読んでみてください。
AI時代に入っても、冷静になって、客観的に見ていく一冊でもあります。
また、『新訳 動物農場』の魅力とは何か?しんちゃんなりに3つのポイントを解説します。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| ①ロシア革命とソ連の風刺 |
ロシア革命後のソビエト連邦の様子を動物に例えて描いています。独裁政治も含まれています。
例えば、私はいじめを経験しており、「独裁政治」的なにおいを感じました。経験しているからこそわかります。 関連記事として、「「蟹工船」を読まずに働くなんて、もったいない──小林多喜二が突きつける“現代の労働地獄”」はこちらです。お時間ありましたらぜひご覧ください。 |
| ②権力とは |
「平等」に目指していく社会が、いつの間にかナポレオンによる独裁政治に。権力を持つことにより暴走していく。
例えば、私のいじめの経験から、「俺は強いぞ!」と勝手に思い込み、攻撃がますます加速していた。 関連記事として、「戦後教育の課題を解く!森口朗『戦後教育で失われたもの』書評」はこちらです。お時間ありましたらぜひご覧ください。 |
| ③何のために働くのか? |
「働けばいいことがある」と信じ、最後まで働き続けていました。最終的には悲劇的な末路へと進んでいく。
「働けばいいことがある」を関係して、「いじめは必ずどこかで終わる」と私はずっと信じ続けていました。しかし、卒業まででした。信じすぎるのも良くない。そう気づいた瞬間だった。 |
私のブログテーマ「一人で生き抜く」にぴったりの一冊。恐怖政治を知るだけでなく、現実を客観的に見る一冊です。
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を今読むべき3つの理由
本書は単なる寓話ではありません。現実と一緒に考える一冊です。
以下の参考記事を基に、3つの理由を表で解説いたします。
もし、お時間ありましたら、参考記事をご覧ください。
| 理由 | 説明 | 参考リンク |
|---|---|---|
| ①フェイクニュースには要注意 |
本書では嘘をいくつでもでっち上げているところがありました。
テレビや新聞、SNSなどによるフェイクニュースが存在。それだけでなく、AI動画によるものもあります。映像技術が進化しており、見抜けにくくなっているところも。 |
あんしんセキュリティ |
| ②改ざんが変化していくから |
本書に出てくる「七戒」が、いつの間にか都合のいいように改ざんしていた。動物たちは気づくも後に言わなくなってしまう。
改ざんだけでなく、捏造にも気をつけなくてはならない。矛盾だけでなく、複数の情報が必要です。 関連記事は以下の通りです。お時間ありましたらぜひご覧ください。
|
違いラボ |
| ③心理学を利用しているところも |
本書を読んでいくうちに心理学の様子も踏まえていることに気づきました。騙す側だけでなく、騙される側も見ていく必要も。
現実でも心理学を悪用や応用で利用しています。冷静な判断で見ていく必要も。 関連記事として、「【書評&要約】「注文の多い料理店:宮沢賢治」」はこちらです。 |
ふじのnote |
これらすべて、ブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結します。
最新テクノロジーから人間の心理までを知っておく必要があります。
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んで良かったところ
2025年1月15日(木)、楽天市場にある「book fan 2号店 楽天市場店」で購入いたしました。支払いは楽天カードで。
以前、「TSUTAYA BOOKSTOREイオンモール土岐」で購入するかどうか悩んでいました。
購入したのは別の書籍を買ったので見送りに。
でも、やはり気になったので購入することにいたしました。
書店巡りした記事
「一人で生き抜くための書店巡り vol.1 TSUTAYA BOOKSTORE イオンモール土岐で思わぬものを発見しちゃった!」はこちらです。
お時間ありましたらぜひご覧ください。
特に印象的だったのは、「すべて動物は平等なり。だが一部の動物は他の者よりさらに平等なり」(P154)に共感したからです。
これはある人から聞いたお話です。それは中学時代の時、「体験学習」を終え、学校へ歩いて帰る途中のこと。
引率の先生がコンビニにより、冷たい缶コーヒーを飲んでいた。
生徒からの指摘はなかったけど、言えない状況だったかもしれません。
先生の特権といった方がいいのかな、私はそう考えてしまいました。
先ほどあげた引用を読んだとき、思い出しました。
ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、見えない力が働いていることを忘れてはならない。
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』で物足りなかったところと関連書籍

一方で、他人のせいにしようとしている仕組みをもう少し触れて欲しかったです。
自分を守るためにとか、邪魔な存在を消すなどについては、理解できます。
しかし、具体的に説明して欲しかったのもあります。特に「心理的メカニズム」のところ。自分で探すしかありません。
この点、関連する2冊と比較すると興味深いです。
本書では、「「これがいったい誰の仕業か分かるかね?夜中にここへやって来て、我らの風車を破壊した敵が誰なのか分かるかね?
スノボールだよ!」とつぜん、彼は雷鳴のような声を轟かせました。」(P84)と指摘。

一方、りぼん・ぷろじぇくとの『新・戦争のつくりかた』では、
「学校では、いい国民をなにをしなければならないか、をおそわります。
どんな国やどんな人か悪者か、もおそわります。」(P12)と。
決めつけているという考えがみえてしまいます。他人のせいにしようと要素が含まれています。
書評記事である「【書評&要約】「新・戦争のつくりかた:りぼん・ぷろじぇくと」」はこちらです。
お時間ありましたらぜひご覧ください。

もう一冊は、ジョージ・オーウェル氏の『一九八四年』では、
「誰もビッグ・ブラザーを見たことがない。広告版に顔が貼り出され、テレスクリーンから声が聞こえてくるだけの存在である。
彼は決して死なないと我々が信じたとしても、それは無理からぬことかもしれない。
彼がいつ生まれたのかという点については、既に相当曖昧になっている。」(P319)と。
関連として、架空の相手のせいにしようという考えもあります。架空の相手次第では納得してしまうことも。
書評記事である
「現実が『一九八四年』を超えた2025年 ──もう逃げられない監視社会の恐怖を今こそ知るべき名作」はこちらです。
お時間ありましたらぜひご覧ください。
自分のせいにしないのは、プライドや地位が邪魔しているところがあります。社会人の基本を忘れてしまっています。
2冊と組み合わせば、教養を楽しみながら、「一人で生き抜く力」を養えますよ。
『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』を読んだしんちゃんならではの視点
共有や拡散は慎重に。
「だから、死ぬ前に、自分が得た知識をみなと分かち合うのがわしの義務だと思っておるのだ。」(P10)と。
分かち合うことはすばらしいことですし、考えを共有することができます。
SNSを使って、拡散して考えを広めていくことができるからありがたい。
ただし、気をつけなくてはならない。考えを悪用したり、賛同できないこともあります。
それだけでなく、拡散によっては悪口など書かれてしまうことも。
分かち合いたい人は時と場所を考えた方がいいかもしれません。
一方、独裁者の思考が知れる一冊です。
ライバルであったスノーボールを追放したのか、ナポレオンが考える世界、他の動物たちの変化などがあります。
それを知ることができる一冊でもあります。
本書をきっかけに、読者のみなさんも「一人で生き抜く力」をための楽しみながら、読書でゆっくりしませんか。
まとめ

『新訳 動物農場』は、「一人で生き抜く力」を本気で育てたい人にとって、人間とは何かを知りたい人におすすめの一冊です。
革命を知るだけでなく、フェイクニュースによる注意、改ざんの変化などを知ることで、「一人で生き抜く」知識を高められます。
ぜひ手に取り、教養と娯楽の時間をより豊かで意味あるものにしませんか。
本書を読んだ読書記録がありました。以下の通りです。お時間ありましたらぜひご覧ください。
このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。
はてなブログからやっていくのもおすすめ。お時間ありましたらご覧ください。
このブログ記事を読んで、「読んでおもしろかったよ」とあればコメントください。
また、「これもおもしろいよ」「他のジョージ・オーウェルの作品を紹介して」というのもあればコメント欄へ。
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『新訳 動物農場:ジョージ・オーウェル』の書籍情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 新訳 動物農場 |
| ジャンル | 文学 |
| 著者 | ジョージ・オーウェル |
| 訳者 | 田内志文(たうち・しもん) |
| 出版社 | 株式会社KADOKAWA |
| 発売日 | 2025年11月25日 |
| 定価 | 本体価格1,000円+税 |
| ページ数 | 224ページ |
| 商品リンク | |
| キーワード | 権力、理想、現実 |
| オススメ度 | ★★★☆☆(3.5)(恐怖があるけど、現実社会にもつながっているのと新訳版になっているので3.5にしました。) |
| 特に読んで欲しい人 | 寓話を知りたい人 |
| 目次 |
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