
「隠居生活って悪いイメージがある」「そこまでして生活レベル下げたくない」「無職はやばい」
――そんな声をよく耳にします。
確かに世の中のイメージを考えれば、悪い方に考えてしまいます。「人生が終わった」という考えも浮かんでくるでしょう。
でも、本当にそうでしょうか?
実際、隠居生活の本質を知らない人がたくさんいます。知ろうともしていない人も多いのが現実です。
実は隠居生活は、生活の見直しだけでなく、世の中のあり方そのものを考え直すきっかけになります。
私もこの本に出会うまでは、自分の生き方を改めて見つめ直す機会がありませんでした。
今回ご紹介するのは、大原扁理さんの『年収90万円でハッピーライフ』(2019年7月10日、筑摩書房)です。
生活や人間関係を見直すだけでなく、「隠居生活は精神的にも楽になる」「そこまでしてやる必要はなかったんだ」
――そんな気づきを真剣に与えてくれる一冊です。
私のブログのテーマである「教養と娯楽」を、まさに体現しています。
社会との関わり方やこれまでの常識を疑う学びが詰まった内容です。その魅力を存分にお伝えします。
さあ、一緒に生き方を見つめ直して、自分自身を成長させましょう!
『『年収90万円でハッピーライフ』』を楽天でチェックしよう!
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』をおすすめしたい3つのタイプ
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を読むことで得られる3つの学び
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』の概要
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を今読むべき3つの理由
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を読んで良かったこと
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』で物足りなかった点と関連書籍との比較
- しんちゃんならではの視点
- まとめ
- 『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』の書籍情報
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』をおすすめしたい3つのタイプ
以下の3つのタイプの方に特におすすめします。
- 生涯独身で生きる人:結婚せずに生きていく人、離婚した人にとって最適です。独身生活をどう充実させたらいいのかを学べます。
- 低年収者 :物価高騰で未来に不安を抱えている人にとって最適です。生活費を見直す大きなきっかけになります。
- 一人が好きな人:一人でいることが好きな人、もっとその時間を深く追求したい人にとって最適です。
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を読むことで得られる3つの学び
本書を読むことで、以下の3つの学びを得られます。
- 生活費を見直すきっかけになる:自分がどれだけ無駄に使っていたのかを改めて実感します。見直しているうちに、いらないものが見えてきます。
- 一人でも大丈夫と自信がつく:他人のことなんてどうでもよくなります。一人で楽しむ力が確実に身につきます。
- 「普通」とは何かを考えさせられる:世の中のルールや「普通」に従わなくてもいいんだと気づけます。実はその通りなんです。
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』の概要

『年収90万円でハッピーライフ』(大原扁理、2019年7月10日、筑摩書房)は、
社会的成功をしなくても毎日楽しく生きられることを教えてくれる一冊です。
お金がなければ生きることもできないし、食べることもできません。さらに、住むことすらできません。
しかし、この本では「お金がなくても生きていける力」を具体的に教えてくれます。そのポイントを3つご紹介します。
① 生活への見直し
生活を見直すことは、無駄な消費を減らせる大きなチャンスです。
著者・大原扁理さんのリアルな生活がそのまま参考になります。
② 人間関係を見直すきっかけに
友達や親、会社との人間関係を見直すきっかけが得られます。
著者は「友達がいなくても平気」と言い切ります。
③ 社会との関わり方も
社会との関わり方も、無理をする必要はありません。無理をせず、ちょうどいい距離を保つことが大事です。
私のブログのテーマ「一人で生き抜く」にぴったりの、楽しみながら学べる一冊です。
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を今読むべき3つの理由
この本は単なる「ライフスタイルの見直し本」ではありません。
社会のルールや常識そのものに疑問を投げかける一冊でもあります。
理由①:友達は必要かどうか
友達がいると制限がかかり、精神的につらくなってしまうこともあります。
大事なのは、一人でも楽しい時間を過ごすことを優先することです。
→ 参考記事:「友達は必要か?」孤独でも幸せに生きる人の特徴とは
理由②:苦手なことを把握しておく
苦手なことを先に把握しておけば、自分が本当にやりたいことがはっきりします。
知るだけで、生き方が驚くほどスムーズになります。
→ 参考記事:自分が嫌いなことを書き出してみることのメリット【自己分析】
理由③:苦労するだけが目的の苦労になってはいけない
苦労を求めることは必ずしも正しいわけではありません。
ときには「苦労すること自体」が目的になってしまっています。
また、「苦労」という言葉の本来の意味も改めて考える必要があります。
→ 参考記事①:「努力」や「苦労」の概念は本当に必要か?
→ 参考記事②:苦労はしたがるが、努力は避けたがる日本人――「頑張る」意味を勘違いしていないか
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』を読んで良かったこと
以前、『20代で隠居 週休5日の快適生活』を読んで感動したので、第2弾も迷わず楽天ブックスで購入しました。
期待以上に多くの気づきと思いがけない視点を与えてくれました。
特に印象的だったのは、
「友達がいるかどうかより、楽しい時間を過ごすことを優先したほうがいいよ」(P44)という言葉です。

友達と一緒にいるより、一人行動の方が精神的に楽です。
私は一人ディズニー、映画、散歩、レストランなど、さまざまな一人時間を経験してきたけど、
心から素直に楽しんでいます。
ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、
ライフスタイルを学ぶだけでなく、自己成長や未来を切り開く基盤にもなります。
→ 前作『20代で隠居 週休5日の快適生活』もおすすめ
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』で物足りなかった点と関連書籍との比較
一方で、「個性と日本人」についてもう少し触れてほしかったと感じました。
アホみたいなことをする若者について「個性ではなくただの悪目立ちになっちゃう」(P16)と書かれているけど、
その理由はよくわかります。
ただ、もう少し「個性と日本人」というテーマを深掘りしてほしかったのが正直なところです。
この点は、養老孟司さんの『バカの壁』と比較すると非常に興味深いです。
本書では、「個性というのは、その人がその人であること、この点に尽きます。それは無意識で、無作為のことです。」(P76)。
一方、『バカの壁』では、
「個性が大事だといいながら、
実際には、よその人の顔を窺ってばかり、というのが今の日本人のやっていることでしょう。」(P44-45)と述べています。
個性を叫びながら、みんなと同じことをしてしまう。悪目立ちも同じ構造です。
→ 関連書評記事:「バカの壁:養老孟司」

両書を組み合わせることで、教養を楽しみながら「一人で生き抜く力」をより深く養えると確信しました。
しんちゃんならではの視点
ただ、職業によっては著者の生活をそのまま真似するのはむずかしいです。
住んでいる地域によっては、
無料で使える施設が少なかったり、時間制限があったり、騒音が気になったりして、結局お金がかかってしまうこともあります。
それでも、この本は「無理をせずに楽に生きられる」貴重な一冊です。
生活を見直すだけでなく、人間関係や社会との関わり方まで丁寧に整理してくれます。
マスメディアやSNSでは絶対に手に入らない、生々しくてリアルな情報が詰まっています。
本書をきっかけに、読者のみなさんも「一人で生き抜く」ための学びを楽しみながら実践してみませんか。
まとめ
『年収90万円でハッピーライフ』は、「一人で生き抜く力」を本気で育てたい人にとって、最高の一冊です。
生活や人間関係の見直し、苦手なことの把握、苦労とは何かを知ることで、
生き方そのものを見直すきっかけになります。
ぜひ手に取って、教養と娯楽の時間を、より豊かで意味のあるものにしてください!
→ 以下の2冊はセットで読むと効果倍増です!
- 『年収90万円でハッピーライフ』
(楽天で購入)
- 『バカの壁』
(楽天で購入)
『年収90万円でハッピーライフ:大原扁理』の書籍情報
【タイトル】:年収90万円でハッピーライフ
【著者】:大原扁理(おおはら・へんり)
【出版社】:株式会社筑摩書房
【発売日】:2019年7月10日
【ページ数】:245ページ
【キーワード】:隠居、苦労、生活
【オススメ度】:★★★★☆(4)
【特に読んで欲しい人】:一人が好きな人
【目次】:(特に読んで欲しいところは★)
- はじめに
- 第一章:ハッピーライフの基本とは
- 第二章:フツーって、何?★
- 第三章:衣食住を実感する暮らし
- 第四章:毎日のハッピー思考術
- おわりに
- 文庫版あとがき
- 解説小島慶子