「マイナ保険証って、本当に便利なのかな。」
「マイナ保険証は個人情報流失しないのかな。」
「マイナ保険証は任意のはずなのに、どうして強制なの。」
上記のように、マイナ保険証の問題点を知りたい人に向けて書いています。しかし、なかには、問題点がないという人も。
「問題点はないよ。むしろ、便利なことだらけよ。」
「マイナポイント2万円分もらえるから、お得しかないよ。」
マイナ保険証の問題点を知りたい人と知りたくない人に、方法があります。それは、「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで、マイナ保険証の問題点がわかるので、知っておくこと。
また、本記事を読んで、マイナ保険証のことを知りたくなります。もちろん、マイナンバーカード、マイナンバーについても知ることができます。参考の一冊として、読んでおくのもありです。生き抜くためにもコツコツ勉強しながら、やっていきましょう。
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで欲しい方
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで得られること
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」の概要
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」の15個の抜粋ポイント
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで行動した3つのポイント
- 【まとめ】「マイナ保険証の罠:荻原博子」で本当に知っておかなければならないこと
- 「マイナ保険証の罠:荻原博子」の書籍情報
「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで欲しい方
「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで得られること
「マイナ保険証の罠:荻原博子」の概要
みなさん、マイナ保険証を知っていますか。もちろん、CMとかインターネットとかで聞いたことあるよという人はいるでしょう。何度も聞いたことあるでしょう。
マイナ保険証は「マイナンバーカード」と「健康保険証」をひもづけたもの。一緒になっていれば、便利であり、利便性をはかどることができます。
しかし、マイナ保険証については、トラブルだらけ。個人情報流失したり、誤登録したり、ひもづけしていなかったりなどの問題ばかり起きています。
今後、マイナ保険証の問題は続いていくでしょう。そのためには、マイナ保険証について知っておかなければならない。そこで、知るための一冊として、「マイナ保険証の罠:荻原博子」を解説してくれます。
「マイナ保険証の問題?ないない」
「個人情報流失?そんなわけないでしょ」
などと言う人におくります。知らなかったら、あなたたち、後悔するよ。
「マイナ保険証の罠:荻原博子」の15個の抜粋ポイント
①現行の健康保険証を廃止したい理由は、マイナ保険証(マイナンバーカード)を持たせたいから。政府は健康保険証を廃止すれば、マイナ保険証(マイナンバーカード)を無理矢理持ってくれるだろうと考えております。
②「マイナンバー」と「マイナンバーカード」、それぞれちがいがあります。「マイナンバー」は強制、「マイナンバーカード」は任意。
しかし、「マイナンバー」は2023年6月2日、マイナンバー法の改正により、利用範囲が広がりました。しかも、「準ずる事務」によって、実質なんでもありとなり、なりすましや流失する可能性も。
③「マイナンバー」と「マイナンバーカード」、それぞれ目的があります。「マイナンバー」は国民の財産の把握、「マイナンバーカード」は個人情報を利用して、便利にするという役割があります。
「マイナンバー」はどのくらい稼いでいるか、「マイナンバーカード」はどういった人物なのかを把握しながら、監視することが可能に。
④マイナンバーカードを落としたりすると危険。落としたりするといろんな個人情報がわかってしまうから。あとなりすましにもできてしまう。顔写真があれば、なりすましはできないという声があります。
しかし、顔写真の上に自分の写真に貼ってしまえば、なりすましはできます。だから、マイナンバーカードを落としたりすると危険。
⑤マイナンバーカードは、便利ではなく、不便であります。コロナ給付金10万円をマイナンバーカードで申請したけど、受け付けできなかった。ワクチン証明書は民間でかんたんにできたり、確定申告は年1回だから、利便性はない。
だから、マイナンバーカードは便利ではなく、不便であります。
⑥マイナンバーカードが普及した理由は、最大2万円分のマイナポイントがあったから。マイナンバーカードのことを理解せずに、ポイントの欲しさにマイナンバーカードを申し込む人が多かったのも事実。
⑦「マイナ保険証」と「マイナンバーカード」には、それぞれ更新しなくてはいけない。「マイナ保険証」は5年ごと、「マイナンバーカード」は10年ごとに更新しなければならない。もちろん、本人自身がやらないと意味がない。
あと、落としてしまった場合、再発行まで最大2か月かかります。便利どころか、不便が多い。
⑧システム導入によって、トラブルがすでに起きていた。すでに起きているトラブルだけでなく、これから起きるトラブルも予想しております。頭が抱える医師、看護師、事務員なども困惑しております。
⑨病院やクリニックだけでなく、介護施設にも影響が。介護施設には高齢者が多い。高齢者は健康保険証を管理するのがむずかしいため、スタッフが管理しています。
しかし、マイナ保険証になると、個人情報流失のおそれや暗証番号の管理の対応をしなければならない。もし、トラブルが起きてしまったら、施設の責任になってしまうので、頭を抱えるのを少なくない。
⑩「資格確認書」は現行の保険証とまったく変わりない。自宅にて送ってくれるので、現行の保険証と同じであります。無駄金しかない。
⑪これまでの日本のIT政策は、失敗だらけです。理由としては、今の現状を考えず、環境がまったく整っていないのに、構想だけが先走って失敗してしまう。失敗してしまうから、税金を無駄としかいいようがない。
⑫コロナ渦になってもIT政策は失敗していた。2009年の新型インフルエンザをきっかけで、開発した機械があった。しかし、コロナのための機械を開発するも、打ち込む作業が多かったため失敗。また、接触確認アプリ「COCOA(ココア)」も。
⑬海外からは、日本の技術はすばらしいと絶賛。しかし、国民の幸せのために最大限活用していないのが現状。国民の声を聞かずに、政府の都合や財界や産業の声ばかりが気になってしまうようだ。
⑭日本の政治家たちは現場を知らないから、大混乱になっています。現場を知らないまま、思いつきや自分たちの都合のいいシステムにするための計画。その計画を企業がお金のために参加するのだ。もちろん、国民の声とか無視しているでしょう。
⑮本書で学んだことは、マイナ保険証(マイナンバーカード、マイナンバー)はいかに問題だらけであるかがわかった。マイナ保険証が危険であり、問題などをコツコツ伝えていく。
それだけでなく、マイナ保険証の情報収集しながら、疑いながら、やっていく。
「マイナ保険証の罠:荻原博子」を読んで行動した3つのポイント
- マイナ保険証(マイナンバーカード、マイナンバー)の危険性や、問題点については、コツコツ伝えていくようになった
- マイナ保険証に関連する内容を勉強するようになった
- マイナ保険証を作らないことをあらためて強く感じました
【まとめ】「マイナ保険証の罠:荻原博子」で本当に知っておかなければならないこと
以上のように、「【書評&要約】「マイナ保険証の罠:荻原博子」」について、お話ししました。
まとめると以下の通り。
- 現行の健康保険証を廃止したい理由は、マイナ保険証(マイナンバーカード)を持たせたいから
- 「マイナンバー」と「マイナンバーカード」には、それぞれちがいがあります
- 「マイナンバー」は国民の財産の把握、「マイナンバーカード」は個人情報を利用して、便利にするのが目的
- マイナンバーカードを落としたり、盗ませたりしたら、危険であります
- マイナンバーカードは、不便だらけ
- マイナンバーカードが普及した理由は、最大2万円分のマイナポイントがあったから
- 「マイナ保険証」は5年、「マイナンバーカード」は10年ごと更新しなければなりません
- 国民だけでなく、医師や看護師、事務員などが困っています
- 介護施設には、高齢者が多いため、マイナンバーカードを扱うのがむずかしい。頭を抱えています
- 「資格確認書」は、現行の健康保険証と変わらない
- 日本のIT政策は失敗だらけ、コロナ禍でも失敗だらけ
- 日本の技術はすばらしい。しかし、国民のために活かしていないのが事実
- 日本の政治家たちは、現場を知らないため、思いつきや自分たちの都合のいいシステムにするために計画しているのだ
それでは。
「マイナ保険証の罠:荻原博子」の書籍情報
<題名>「マイナ保険証の罠」
<著名>荻原博子(おぎわら・ひろこ)
<発行所>株式会社文藝春秋
<キーワード>マイナンバーカード、マイナ保険証、健康保険証
<ページ数>224ページ
<金額>850円+税
<目次>
- 政府は”嘘”をついている
- 第一章:「マイナンバーカード」の正体
- 第二章:マイナンバーカードは本当に安全か?
- 第三章:マイナ保険証のどこが「便利」なのかわからない!
- 第四章:頭を抱える医療の現場
- 第五章:介護現場は悲鳴をあげている
- 第六章:健康保険証の廃止で、医療崩壊が始まる
- 座談会「健康保険証」廃止の撤回を!ー全国保険医団体連合会と語る
- あとがき