しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん

書評ブロガーのしんちゃんです。読書歴15年目で月5冊を読んでいます。総合計1000冊になりました。「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」は、一人で生き抜く視点で社会を考える書評。独自のオリジナル書籍や書評ブログを始めたい人へのアドバイスも提供。毎週月・水・金・土曜日の夜7時に新着記事を更新、その他曜日も投稿あり。月曜日は書評記事、水曜日は読書記録、金曜日と土曜日は主に書評記事(引用集、考え事など)や書評記事ほか、月末は月間書評記事まとめを投稿いたします。

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『コンビニ人間』から考える、「普通」は時代や場所によって変化していることを

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村田沙耶香氏の『コンビニ人間』。「普通」がまちがいだったらどう行動しますか。(Geminiを使いました)

 

自分が思い込んでいた「普通」がまちがいだったとどう行動しますか。

 

「いやいや、それはないよ」「まちがいじゃないよ」「普通が正解だよ」ー

「普通」がまちがいと言われてしまったら、反論したくなるのは当然のことです。

 

しかし、本当にそうなんでしょうか。思い込んでいた「普通」が時代とともに変化していませんか。

また、「私のところが「普通」だよ」と言われたとき、驚いたりしていませんよね。

「普通」という言葉は時代だけでなく、世代や場所にも変化していることに気づいていないんです。

 

そこで、村田沙耶香氏の『コンビニ人間』(株式会社文藝春秋、2018年9月4日)は、

自分が思い込んでいた「普通」が、社会との関係があったことに驚かされます。

それだけでなく、思い込みがなく、体が軽くなっていきます。

 

体を軽くさせてくれるためにも、本書の世界へののぞいてみましょう。

 

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び

 

以下の3タイプの人におすすめします。

 

  1. 「普通」という言葉でずっと悩んでいる人:「これが普通だよ」と言われ、変人扱いされた人にぴったり
  2. 「自分の居場所はどこ?」と自分探ししている人:「本当の自分はどこにあるの?」と考えている人にはおすすめ
  3. 書評ブログを始めたい人:小説専門を書きたい人は最適です

 

本書を読むことで以下の3つの学びを得られます。

 

  1. 自分とみんなと比較しながら考えるようになります:「どうして、これが普通なのか?」と気づかされます
  2. 身近な場所であることに気づく:自分にとって必要な場所は自分の家の中か街の中であることに気づかされます
  3. 日本人がよく利用しているコンビニ、本来の仕事が知れます:人々の行動、習慣…。観察力が必要であることを驚いてしまう

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』の概要

 

村田沙耶香氏の『コンビニ人間』(株式会社文藝春秋、2018年9月4日)は、

みんなが言っている「普通」や「常識」の正体を知れるだけでなく、自分という存在を知れるようになります。

 

読み終えたあと、「みんなが言っている普通とは何だろうか」と自問自答してみてください。

そして、友達、両親がいれば、「普通って何?」というのを話し合ってみてください。話し合うきっかけにもなりますから。

 

『コンビニ人間』の魅力とは?しんちゃんなりに3つのポイントを解説いたします。

考える材料にもなりますので参考に。

 

ポイント 解説
①主人公である古倉恵子

コンビニ店員として働いている古倉恵子は、「普通とは何か?」「正常とは何か?」を自問自答しながら、働いています。一緒に考えさせてくれる案内人です。

例えば、私は書評ブロガーとして活動しており、「普通とは何だろうか?」を考えながら、過ごしています。読書しながらも考えています。

関連記事として、「年収90万円でも心は億万長者 大原扁理『年収90万円でハッピーライフ』が教えてくれる本当の豊かさ」はこちらです。チェックしてみて。

②自分という存在

古倉恵子とコンビニを通じて、輝ける場所であり、実力発揮できる場所、自分の居場所…。自分が生きていることを考えさせてくれます。

例えば、場所ではないが、ノートパソコンと書籍があれば、私ががんばって輝ける職業です。書評ブロガーとして誇りを持っています。

関連記事として、「現実が『一九八四年』を超えた2025年 ──もう逃げられない監視社会の恐怖を今こそ知るべき名作」はこちらです。興味がある人はぜひ。

③人間を見る観察力

古倉恵子以外、「普通」だと思い込んでいる人々の行動を知れます。本書を読めば、「これが普通だっけ…」「普通だと思っていた」「言われてみれば…」…。思わず声が漏れてしまうかもしれません。

例えば、書評ブロガーになってから、様々なジャンルを読むようになった。知らないことがたくさんあって、思わず唸ってしまいました。毎日、宝探し気分になっています。

関連記事として、「疑似科学の罠に負けない:池内了『疑似科学入門』で鍛える一人で生き抜く眼力」はこちらです。読んでみて。

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』を今読むべき3つの理由

 

本書は単なる文学作品ではありません。本書を読んだあと、自分を客観的に調べたくなっていきます。

 

以下の参考記事をもとに、3つの記事を表で解説いたします。

 

もしお時間ありましたら、参考記事をご覧ください。

 

理由 説明
①「普通」は時代とともに変化していく

「普通」という言葉に違和感を感じていませんか。時代とともに変化したり、人によってちがっていたり、わからないですよね。

例えば、私は先に結婚すると思っていたら、弟が先に結婚した。私が先に結婚すると思い込んでしまった。流れ的にはそうなると思っていたから。

参考にした記事はこちらです→Yassのnote

②家族は所詮他人なんです

家族のために自分を犠牲にしていませんか。毒親であっても離れることができないと悩んでいませんか。逃げることが許されない雰囲気になっていたはず。家族でも他人のために生きる必要ありません。

例えば、私は宿題である算数の答えをまちがえるとお父さんからビンタを喰らいました。この頃から嫌いになったかもしれません。冷静に考えれば他人だなあと。

参考にした記事はこちらです→DRESS

③知らないうちに思い通りにしたい人

みなさん、「普通」になってくれと言って、具体的に説明していますか。正しいと思い込んで、押し付けていませんか。実は支配欲が強く、何でも思い通りにしたい人ということを気づいていないんです。

例えば、私の親戚のおじさんがお金が欲しくて、「遺産はいくらもらえるの?」とか聞かれていた。あきれしまって、言葉がありませんでした。お金のことしか興味がないのだと。

参考にした記事はこちらです→スマートログ

 

これらすべて、ブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結します。

知らないうちに自分の考えではなく、他人の考えで生きていることに気づいていないのです。

立ち止まることが大事になります。

 

 

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』を読んで良かったところ

 

2026年3月30日(月)、三重県津市にある「宮脇書店久居店」に行きました。

2025年12月1日以来の来店で久しぶりにワクワクしていました。ワクワクしながら中へ。

「一人で生き抜く」視点を見つけながら、本を探していると、本書を見つけることができました。

無事に楽天カードで購入し、家に帰って読んでみたら、読みやすくておもしろかったです。あっという間でした。

 

書店巡りした記事、

「一人で生き抜くための書店巡り vol.4 ~

三重・宮脇書店久居店で「統計のウソ」を見抜く力を手に入れた日~」はこちらです。気になる人は読んでみて。

 

特に印象的だったのは、

 

もし、本当に老いてコンビニで働くことができなくなったら自分はどうなるのだろう、と考えることがある。

6人目の店長は、腰を痛めて働くことができず、会社を辞めていった。

そうならないためにも、私の身体は、コンビニの為に健康でありつづけなければならないのだった。」(P79)です。

 

私は風邪を引いてしまった経験があって、2週間、ブログはもちろん、SNSを休んでしまいました。

頭が痛かったし、お腹も痛かったので安静にすることしかできませんでした。

風邪を引かないのはもちろん、怪我をしてしまうと、仕事ができなくなってしまいます。

そうならないためにも書評ブロガーとして、健康であり続けていかなければならない。

 

ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、自分の健康を疎かにしてはいけません。

みなさん、自分の健康を疎かにしていませんか。

 

少しだけ裏話:このブログ記事は「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 無糖 900ml」を飲みながら、書きました。

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』で物足りなかったところと関連記事

村田沙耶香 コンビニ人間 文学 表紙 アンデシュ・ハンセン スマホ脳 ネット 樺沢紫苑 学びを結果に変えるアウトプット大全 マインド 勉強法 Gemini AI

左から村田沙耶香氏の『コンビニ人間』、アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』、樺沢紫苑氏の『学びを結果に変えるアウトプット大全』。(Geminiを使いました)

 

いつの間にか仕事の話より人の噂話の方が好きになっていませんか。

 

なぜ、人は噂話が好きなのか、もう少し書いて欲しかったです。

仕事より恋愛話を興味に向かってしまうのは無理ありません。おもしろい話だと思い込んでいるようだ。

しかし、さらに踏み込んで欲しかったのもあります。自分で関連書籍を探すしかありません。

この点、関連する2冊を比較すると興味深いです。

 

本書では、

「友達がああだこうだと白羽さんと私のことを話しているのを聞いていると、

まるで赤の他人の話を聞いているようだった。皆の中で勝手に話が出来上がっているようで、

私と白羽さんと名前だけが同じ登場人物の、私とは関係のない物語なのだった。」(P113)と。

アンデシュ・ハンセン スマホ脳 ネット SNS 悪い 噂 表紙 理由 Gemini AI

アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』。悪い噂が好きな理由とは?(Geminiを使いました)

 

一方、アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』では、こう書かれています。

 

「おもしろいことに、私たちはとりわけ「悪い」噂が好きらしい。

上司が泊まりがけの研修で酔っ払って恥をかいたという話は、上司が秀逸なプレゼンをしたという話よりも興味をそそる。

実際に、悪い噂は絆を強める。2人の人間が第三者のことを話すとき、内容が悪いことであれば、

双方に強い仲間意識が芽生えることが判明している。

つまり、上司のプレゼンがよかったという話より上司が恥をかいた話をする方が、

あなたは同僚により親しみを感じるというわけだ。」(P130-131)

 

いつの間にか仕事の話より噂話ばかり聞くようになっていませんか。

 

書評記事である「【書評&要約】「スマホ脳:アンデシュ・ハンセン」」はリンクです。気になる人は読んでみてください。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑 マインド 勉強法 表紙 悪口 アウトプット Gemini AI

樺沢紫苑氏の『学びを結果に変えるアウトプット大全』。悪口をいい合うとは?(Geminiを使いました)

 

もう一冊は、樺沢紫苑氏の『学びを結果に変えるアウトプット大全』では、関連して悪口についてこう書かれています。

 

「悪口をいい合う。それは、人の短所、欠点、悪いところを探してアウトプットする訓練しているのと同じです。

つまり、日常的に悪口をいい合っていると、「悪いところ探し名人」になります。」(P45)

 

悪口が良くないのが基本ですが、

仕事の上司や同級生、両親などについて、無意識にいつの間にか悪口好きになっていませんか。

 

書評記事である「AI時代にアウトプットが鍵!「一人で生き抜く」視点で樺沢紫苑『アウトプット大全』を2026年に再評価【書評】」はこちらです。気になる人は読んでみてください。

 

噂話や悪口を無くそうとするあまり、余計に話してしまいませんか。気をつけたとしても。

 

2冊と組み合わせば、教養を楽しみながら、「一人で生き抜く力」を養えます。

 

『コンビニ人間:村田沙耶香』を読んだしんちゃんならではの視点

 

人材不足なのにそれでも使えるか使えないか、判断していませんか。

 

「店長は、使える、という言葉、をよく使うので、自分が使えるか使えないか考えてしまう。

使える道具になりたくて働いているのかもしれません。」(P85)

 

物語に出てくる白羽の影響で、採用にも慎重になってしまう。

再びトラブルが起きたら、店の売上にも影響してしまいます。

慎重になってしまうのはわかりますが、このまま続いてしまうと人手不足につながってしまいます。

 

人手不足になってしまう理由は何なのか。「みんなの働き方」で、

「人で不足でも新卒や未経験を雇わない企業の現状」でこう書かれていました。

「しかし、求人情報を見ると「実務経験○年以上」「即戦力歓迎」といった条件が当たり前のように並んでいます。

特に中小企業では、限られた人員と予算の中で業務を回す必要があり、

「一から育てる余裕がない」といった声が現場から多く上がっています。

また、研修制度を整えるための予算や人材に乏しく、「未経験可」とするリスクを避けたい心理が根底にあります。」

(「人手不足でもなぜ雇わない?企業が中途即戦力を求める3つの背景」みんなの働き方より)

雇うためにはお金が必要であり、採用する人がやめてしまったら、無駄金になってしまうリスクがあるのです。

 

さらに、アサヒナのnoteでは、歴史的な理由も関わっています。

 

「これは、バブル崩壊後の就職氷河期や、リーマンショック後、さらにはコロナ禍を通して、

日本の企業が「人を育てる」という意識を失ってしまったことが原因でもあります。

かつては、企業が人を育てるのが当たり前でした。

しかし、今は「育てる余裕がない」「効率を優先したい」からと、できる人だけを雇うようになってしまったのです。」

(「即戦力ばかり求める会社の末路|未経験者が働けない本当の理由」アサヒナのnoteより)

 

出来事によって、さらに悪化してしまい、ますます採用しづらくなってしまう。

企業側の視点を知りながら、どう生きていくかを考えるようになります。

人材不足という言葉、もっと知った方がいいかもしれません。

 

まとめ

村田沙耶香 コンビニ人間 文学 表紙 普通 Gemini AI

村田沙耶香氏の『コンビニ人間』。「普通」という言葉を振り返ってみませんか。(Geminiを使いました)

 

コンビニ人間』を読んで、

「一人で生き抜く力」を本気で育てたい人にとって、自分の将来を考えるきっかけにもなります。

 

自分が思い込んでいた「普通」が変化だけでなく、人に言われたことなども含め、気づかなかったかもしれません。

しかし、本書を読んだきっかけで、「普通」という言葉を振り返りながら考えてみませんか。

 

ぜひ手に取り、教養と娯楽の時間をより豊かで意味あるものにしませんか。

 

このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。

はてなブログからやっていくのもおすすめ。お時間ありましたらご覧ください。

 

 

本書を読んだ読書記録がありました。以下の通りです。お時間ありましたらぜひご覧ください。

 

 

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『コンビニ人間:村田沙耶香』の書籍情報

 

 

項目 内容
タイトル コンビニ人間
ジャンル 文学
著者 村田沙耶香(むらた・さやか)
出版社 株式会社文藝春秋
発売日 2018年9月4日
定価 本体価格630円+税
ページ数 176ページ
商品リンク

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キーワード 自分、存在、普通
オススメ度 ★★★★☆(4):読みやすく、むずかしい用語がまったくありません。「普通」という言葉に考えさせられたので4にしました。古典的な文学を好む人は物足りないかもしれません。
特に読んで欲しい人 「普通」という言葉でずっと悩んでいる人
目次
  • コンビニ人間
  • 解説中村文則

 

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