
「原発事故って、過去の話だよ」「原発事故、聞きたくないし、むずかしいよ」「地震と連想するから思い出さないで」ーー
東日本大震災によって、亡くなった方もいます。行方不明になっている方も。
思い出したくないし、過去の話だと思っているのでしょう。
しかし、残念ながら、過去の話ではありません。現在、起きている話なんです。
今回、紹介する響堂雪乃(現在・秋嶋亮)の「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」は、
終わった話ではなく、現在でもつながっていく。そのことを教えてくれる一冊です。
しかも、哲学を踏まえながら、原発事故の裏で何が起きているのかを解説してくれる一冊でもあります。
この本は、ただ読むだけでなく、それを「一人で生き抜く」力にどう変えるかを具体的に示してくれます。
私のブログのテーマにぴったりで教養を深めながら、どう生き抜くかを考える内容です。
原発事故は過去の話や終わった話だと思い込んでいた。あと、思い出したくないのもあります。
しかし、この本のきっかけで向き合ってみませんか。向き合うためにも魅力を紹介いたします。
さあ、原発事故の裏側を知り、どう生き抜くかを探ってみましょう!
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで欲しい人
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで得られること
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の概要
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の10個の抜粋ポイント
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」であとこれさえ加えれば…
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで思ったこと
- まとめ
- 「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の書籍情報
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで欲しい人
この本は、以下のような人に特におすすめです。
- 10代~20代の学生:東日本大震災経験者。小さいころだったからわからないことが多いはず。そのことについて知りたい人。
- 20代の社会人:東日本大震災の経験者。社会のこと、まったくわからないことが多い。それについて知りたい人。
- 20代~30代の親御さん:お子さんの未来を心配しているので、手助けとして、一緒に勉強したい人。
- 東北出身者:原発事故が起きたとき、現場は混乱になっていた。現在、原発事故について触れていない。触れていない理由を知りたい人。
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで得られること
この本を読むと、以下のことが得られます。
- 疑問を持つ習慣:情報だけでなく、言葉自体、疑うクセを身につけるようになっていく。
- メディアリテラシーを鍛えます:メディアが伝えている内容が真実なのか。考えるようになっていく。
- 過去ではなく、現在も起きていることを実感させます:過去の出来事ではなく、現在でも起きている実感させ、認識していく。
- 教養と娯楽のバランス:解説書だけでなく、生きる教科書としても活用でき、真剣に学びながら、視野を広げられます。
原発事故後に日本は知らないうちに変わっていた。
知るためには、「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」をAmazonでチェック【Amazonで購入】
社会全体が知らないうちに変わっていた。
知りたい方は響堂雪乃の「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」もおすすめ!【Amazonで購入】
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の概要

『放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか』(響堂雪乃、2017年9月25日、白馬社)は、
原発事故によって、社会がどう変わったのか。
著者である響堂雪乃(現在:秋嶋亮)が哲学の知識を混じり解説ガイドブックです。
原発事故はまったく報道されていない。終わったと意味している国民が多い。
しかし、終わっていない。現在でも真っ最中なのだ。そのことについて解説します。
特徴は以下の3つです。
①実は誰もわかっていない
原発事故は誰もわかっていない。それは、進歩のない人間が原因であることがわかります。
②知ることができない仕組みに
原発事故が終わった途端、知ることができない状態に。それは意図的に行われていたのです。
③言葉によっておかしなことに
ある言葉によって、日本の民度がおかしくなってしまう。むずかしい言葉ではありません。
ブログのテーマ「教養と娯楽」にぴったりで、真剣に考えながら生き抜くことができる一冊です。
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の10個の抜粋ポイント
①公式発表では伝えられないことがたくさんあります(第1章)
マスメディア、政府、企業なども原発事故が解決できない。言えない理由がずさんな対応があったから。
②原発事故、その場しのぎ扱い(第1章)
安全宣言を言いまくっているけど、言葉だけでごまかしています。何も根拠がないのです。
③経済の悪化を恐れているから言えない(第1章)
本当のことを言ってしまえば、土地の値段が崩壊してしまいます。恐れているから、本当のことを言えない。
④原発事故から検閲が始まった(第2章)
原発事故が終わったとき、関連する話がまったくない。そのときから、言論統制が始まったのだ。
⑤安全宣言を言っている専門家たち(第2章)
マスメディアに登場している専門家たちは「安全宣言」しています。
しかし、「安全宣言」の裏に隠されていることが。
⑥「スポーツ祭典」の本当の役目(第2章)
国民が熱中させてくれる「スポーツ祭典」。
しかし、「スポーツ祭典」は盛り上げる役目ではない。本当の役目が存在しています。
⑦言葉で鵜呑みにしている国民(第3章)
むずかしい言葉ではなく、なじみがある、身近にある言葉で安心する国民。
しかし、その言葉でおかしくなっています。
⑧妄想に好む日本人(第3章)
日本人は現実に好んでません。恐ろしいことを考えたくないから、妄想に好んでます。
⑨一言で日本語がおかしくなっていく(第3章)
時代によって合った一言で、わかりやすい説明でも無効になってしまう。むずかしい一言ではない。
⑩真実を知る行為が犯罪に(第4章)
真実を知る行為をしてしまったら、犯罪に。その日が近いかもしれません。
真実を知る行為がなぜ犯罪になってしまうのか。
知るためにも「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」をAmazonで今すぐにチェック【Amazonで購入】
言論統制は静かに動いていた。現在でも動いています。
知りたい方は響堂雪乃の「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」もおすすめ!【Amazonで購入】
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」であとこれさえ加えれば…

本書は原発事故・放射能によって、社会がどう変わったかについて解説がすばらしい。
ただ、「本書を活かす具体的なステップ」をもう少し加えると、読者がさらに実践しやすくなります。
ステップ①:日本のメディアはどう報道されたか調べていく
日本では、原発事故をどうやって報道されていたのか。書籍やネットなどで調べていく。
ネットでは、「ドイツメディアはなぜ遠くへ避難できないのか。
一方、日本の原発は絶対に安全」と書かれた記事が見られた(コメディア)。
また、「福島第一原発事故以降、マスコミ不信が高まった。政府や東京電力が発信する「発表報道」が横行し、
「新聞・テレビは真実を伝えていない」という見方が広がったためだ。」と報道の仕方にも疑問の声があった(現代ビジネス)。
ステップ②:違和感ある言葉を書き止め、調べていく
芸能人や著名人が言った言葉が気になったら、メモで書き止めてみましょう。
さらに、意味を調べながら、なぜこの言葉を言ったのかを考えるクセをつけましょう。
具体的には「絆」「思いやり」などです。
後で役立つこともありますから。
ステップ③:様々なジャンルの本を読んでおく必要があります
本書は、哲学で解説されています。しかし、それだけでは、生き抜くことができません。
社会学、歴史、読書術なといった幅広いジャンルを読んでおく必要があります。
なお、私が読んだ書籍を書評にした。以下の通りです。
これらの小さなステップが、「教養と娯楽」の一部として、あなたの未来に向けて生き抜くはずです。
これらのステップを活かしながら、読んでみましょう!
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」をAmazonでチェック【Amazonで購入】
社会学だけでなく、最低限詰まった様々なジャンルがこの一冊に!
知りたい方は響堂雪乃の「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」もおすすめ!【Amazonで購入】
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」を読んで思ったこと
原発事故後に起きたことを読んで、怒りそうになりました。
特に、何事もなかったのかのように過去の扱いで腹が立ってしまった。
「安全」と言いながらも、何もしていない。
その代わりに、国民に知られないために、いろんな言葉で言ったり、仕組みを作ったりと。
たとえば、「かくして安全宣言には何の根拠もなく、国民はこのような虚言にまんまと欺かれているのだ。」(P26)と述べています。
都合の悪いものは隠すとしか言いようがないです。
同様に、「「風評被害」の一語で無効とされるとおり、あらためて権力とは文法の支配力であり、
すなわち言語の強制力が権力の核心なのである。」(P140)と述べています。
一語だけで片づけてしまう恐ろしさ。一語だけでの理解してしまう国民。恐怖を感じてしまったのだ。
ブログのテーマである「一人で生き抜く」に照らすと、自分の生き方はもちろん、言葉の鵜呑みにしない必要があります。
決して、他人事ではありません。
ただ、物足りなかった点も少しあります。言葉によるごまかし、マスメディアと政府による検閲、
スポーツやオリンピックの役目など触れました。
しかし、日本がさらにどんな問題が起きているのかを、もっと解説して欲しかったです。
原発事故だけでなく、地震を受けて、マスメディアや政府がどんな動きをしていたのか。
そう考えるともう少しページを増やして欲しかったです。残念しかありません。
もっと語って欲しかったのもあります。
そこで、関連書籍で比較すると、
響堂雪乃(現・秋嶋亮)の「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」が補完的だと感じました。
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」は哲学を踏まえた解説に対し、
「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」は社会学を踏まえた解説をしています。
たとえば、「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか」では、
「無知だからこそ新聞テレビの情報を鵜呑みにするのであり、
いつの時代も愚民政治の要とは不見識な大衆なのである。」(P66)で、テレビや新聞が正しいと。
また、「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」では、
「先生が「原発事故で死んだ人はいません」とか「東北の野菜は安全です」などと言っても、
100%絶対だと証明されるまで鵜呑みにしてはならないのです。」(P222)で、
先生が言っている事が正しいと認識されてしまう。
マスメディア、政府、教育が団結し、都合の悪い内容を隠そうとしているのがわかります。
今後の動きを見ておく必要があります。見逃してはならない。
ブログのテーマである「一人で生き抜く」にぴったりで、
両者を組み合わせることで、教養を楽しみながら、どう生きていくかを考えるようになっていく。
そう思いました。
マスメディア、政府、企業だけではない、いろんなところがから疑っていかないと!
知りたい方は響堂雪乃の「二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ」もおすすめ!【Amazonで購入】
まとめ
『放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか』は、
原発事故を通じて、「一人で生き抜く」力を養いたい人にぴったりの解説書です。
原発事故が起きてから、日本が少しずつおかしくなっていき、現在、国民が貧しくなっているのがわかります。
この本を手に取って、自分自身、どう生きていくか考えてみませんか。
あなたの教養と娯楽の時がきっともっと生き抜けますよ!
「放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか:響堂雪乃」の書籍情報
【タイトル】:放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか
【著者】:響堂雪乃(きょうどう・ゆきの)
【現在の著者】:秋嶋亮(あきしま・りょう)
【出版社】:株式会社白馬社
【価格】本体価格1,700円+税
【発売日】:2017年9月25日
【ページ数】:232ページ
【おすすめ度】:★★★☆☆(3)
【特に読んで欲しい方】:
【目次】:(特に読んで欲しいところは★)
- まえがき
- 第1章:究極のリアリティ
- 第2章:意識が解体される★
- 第3章:言葉の灰に時代に★
- 第4章:未来を語るならば
- 参考文献