しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん

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【書評&要約】「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」

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『読書する人だけがたどり着ける場所』 齋藤孝 ネット SNS

『読書する人だけがたどり着ける場所』(引用P27)

 

「いまさら、読書ですか。めんどくさい」「SNSやネットの方が便利ですよ」「お金がもったいないよ」ーー

読書する時間がまったくないし、SNSやネットで使った方がいいという声が。使いたくない人も。

 

しかし、残念ながら読書をした方がコストパフォーマンス的にもいいです。無駄使いではもったない。

 

今回、紹介する齋藤孝の『読書する人だけがたどり着ける場所』は、読書の重要性を教えてくれる一冊です。

しかも、それだけでなく、ネットやSNSでは得られないことも解説。自分自身、必要性を感じさせる一冊でもあります。

 

この本はただ読むだけでなく、それを「一人で生き抜く」力をどう変えるかを具体的に示してくれます。

 

私のブログである「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」にぴったりで、

読書の必要性を感じながら、どう生き抜くかを考える内容です。

 

でも、読書はめんどくさいし、わからないし、読む自身がない。誰だってそう思います。

 

しかし、この本のきっかけで向き合ってみませんか。向き合うためにも魅力を紹介いたします。

 

さあ、『読書する人がたどり着ける場所』を知り、読書を楽しんでみましょう!

 

 

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」を読んでもらいたい人

 

この本は、以下のような人に特におすすめです。

 

  • 初めて読書をする10~20代の学生:ネットやSNSだけでなく、読書にも情報収集したい人に向いています。
  • 20代の社会人:忙しい社会の中で読書で情報収集を得たい。そういう人に向いています。
  • 読書術を深めたい読書家:さらなる読書術を深めていきたい読書家。身につけていきたい人にも向いています。
  • フリーランス個人事業主:読書術を身につけて、様々な知識を得たい人に向いています。

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」を読んで得られること

 

この本を読むと、以下のことが得られます。

 

  • 読書で得られること:読書でしか得ることができないものを身につけますよ。
  • 基本を再認識:実は本書、基本的な要素があります。再認識可能です。
  • 自分自身、足りないところを発見可能:読み終えた後、自分自身、足りないことを発見するようになります。
  • 初めて本を読みたくなります:初めて読書する10~20代の学生には、気になっていた本や本書で紹介された本を読みたくなっていく。

 

読者しか得られないことがたくさんあります。

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人生最後、後悔しないための読み方があります。それは、齋藤孝の『人生最後に後悔しないための読書論』もおすすめ!【Amazonで購入】

 

 

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」の概要

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』 齋藤孝 読書 情報

『読書する人だけがたどり着ける場所』(引用P59)

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』(齋藤孝、2019年1月9日、SBクリエイティブ株式会社)は、

「読書の効能」と「本の読み方」を紹介してくれる本です。

 

「ネットやSNSがあるから」という声があります。確かにすぐに情報を得ることが可能です。

お金もかからないから、本を買わなくてもいいのではという考えがあるでしょう。

 

しかし、今回の『読書する人だけがたどり着ける場所』では、ネットやSNSでは情報を得られないものがあります。

また、ネットやSNSでは触れているけど、記憶がないという声も。

 

本書を知る特徴を解説。解説は以下の3通りです。

 

①情報化社会ならでは

 

現代、情報化社会でありながらも、ネットやSNSを得ても覚えていない。

 

②読書をすることでネットやSNSでは身につけない能力が

 

読書をすることによって、ネットやSNSでは身につけない能力が身につけられるようになります。

 

③バランスを求めるようになっていく

 

読書をし続けていくうちに、バランスを求めるようになります。

自分自身、足りないものを求めるようになっていく。

 

ブログのテーマである「教養と娯楽」にぴったりの、楽しく学べる一冊です。

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」の10個の抜粋ポイント

 

①ネットより本を読んだ方が集中高まります(まえがき)

 

ネットの方が集中力が低下しているのか?実は「構え」が関係しています。

 

②バランスが重要(序章)

 

様々なジャンルを読むことがバランスを保っていきます。人生にも深く関わっていく。

 

③読書にはおもしろさがあります(第1章)

 

ネットやSNSでは楽しむことができない読書のおもしろさがここにあります。

 

④読書は想像力や論理力が高める役目が(第2章)

 

読書は想像力や論理力が高める役目を持っています。

 

⑤得るだけではもったいない(第3章)

 

情報を得るだけでなく、自分だったらどうすればいいのか。考えるようになっていく。

 

 

 

⑥5冊読めばわかるようになっていく(第4章)

 

あるテーマを知りたい場合、5冊以上読むとわかるようになっていく。

 

⑦長く愛されている理由があります(第5章)

 

長く愛されており、世界中から読まれている文学には明確な理由があります。

 

⑧文学は人生を見直してくれるもの(第6章)

 

文学とは、今の現代とは真逆です。でも、人生を見直してくれます。

 

⑨読書の基本にもつながっています(第7章)

 

むずかしい本の読み方でも、基本につながっているのです。

 

⑩わからなくても構わない(第7章)

 

言葉や文脈が今わからなくてもいいのです。気にしなくていい。

 

これらのポイントを読んで、読んで見たくなった方!

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「1冊読み切る」方法があります。それは齋藤孝の『1冊読み切る読書術』がおすすめ!【Amazonで購入】

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」で今、読むべき理由

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』 齋藤孝 メモ 思考力

『読書する人だけがたどり着ける場所』(引用P73)

 

『読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝』は、読書の必要性を考えさせてくれるのがすばらしい。

 

ただ、本書を今、読むべき理由を加えると、読書を読むようになります。

 

理由①:読書は情報収集にもできます

 

もちろん、ネットやSNSでも調べてもいい。

しかし、本は特定分野で網羅的にも便利です。

 

読書は情報収集にもできます(参照:manablog)。

 

理由②:知的好奇心の探求

 

読書をすることで、新たな情報を得られます。知的好奇心にもつながっていく。

 

それだけでなく、自分自身、足りないものを知れます。(参照:川染有哉のnote

 

理由③:読書することで自分自身、変化していく

 

読書し続けることで、少しずつ変化していく。

 

自分自身、成長するようになっていきます。(参照:YowaTari

 

これらの理由が「一人で生き抜く」の一部として、あなたの未来に向けて生き抜くはずです。

 

これらの理由を知り、読書を楽しんでみましょう!

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あえて「味わって読む」理由があります。それは、齋藤孝の『「遅読」のすすめ 』がおすすめ!【Amazonで購入】

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」を読んで思ったこと

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』を読んで、

ネットやSNSでは得られないことや読書の重要性について、共感いたしました。

 

特に、バランスの重要性について、興味深かったです。

「専門分野について突き詰めていても、他がまったくダメというのではバランスを欠いています。

深さは全人格的なもの、総合的なものです。」(P17、18)で、

一つのことだけ集中しすぎると、周りが見えなくなってしまう危険性があります。

 

一つだけの分野を集中したおかげで、社会がおかしくなってしまったことも。

いろんな視点から見ていく必要があります。

 

ブログのテーマである「一人で生き抜く」に照らすと、自己成長はもちろん、読書の楽しみを感じられます。

 

 

 

ただ、物足りなかった点も少しあるのです。

ネットやSNSでは得られないこと、読書の重要性やバランスの重要性など触れてきました。

 

しかし、「知りたくないこと」について、具体的に解説して欲しかったです。

 

読んでいくうちに、自分自身、知りたくなかった情報を知ることも。知らんぷりしてしまう場合も。

そう考えると、書いて欲しかったのもあります。

 

生き抜く点として考えると、避けては通れないから。

 

そこで、関連書籍で比較すると、養老孟司の『バカの壁』が補完的だと感じました。

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』では、本を読むことで得られる情報に対し、

バカの壁』はなぜ知りたくないのかを解説。

 

たとえば、「本を読むことで知識を深め、思考を深め、人格を深めることができます。」(P27)で、情報収集を得られます。

それに対し、『バカの壁』では「自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。」(P14)で、

積極的に発見しようとしない考えもあります。

 

読書によって、自己成長につながり、生き方にも影響していく。

生き抜くためにも欠かせない。

 

ブログのテーマである「一人で生き抜く」にぴったりで、

両者の組わせることで、教養を楽しみながら、未来について考えるようになります。

 

積極的に発見しない理由は脳に関係しています。それは、養老孟司の『バカの壁』がおすすめ!【Amazonで購入】

 

まとめ

 

『読書する人だけがたどり着ける場所』は、

読書の重要性を通じて、「一人で生き抜く」力を養いたい人にぴったりの解説書です。

 

SNSやネットでは得られないことも考えていく必要があります。

 

この本を手に取って、自分自身、どう読んでいけばいいのかを考えてみませんか?

あなたの教養と娯楽の時がきっともっと生き抜けますよ!

 

「読書する人だけがたどり着ける場所:齋藤孝」の書籍情報

 

 

【タイトル】:読書する人だけがたどり着ける場所

【著者】:齋藤孝(さいとう・たかし)

【発売日】:2019年1月9日

【ページ数】:191ページ

【価格】:本体価格800円+税

【キーワード】:バランス、読書、基本

【オススメ度】:★★★★☆(4)

【特に読んで欲しい方】:初めて読書をする10~20代の学生

【目次】:(特に読んで欲しいところは★)

  • まえがき★
  • 序章:なぜ、いま本を読むのか★
  • 第1章:読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
  • 第2章:深くなる読書浅くなる読書何をどう読むか
  • 第3章:思考力を深める本の読み方★
  • 第4章:知識を深める本の読み方
  • 第5章:人格を深める本の読み方
  • 第6章:人生を深める本の読み方
  • 第7章:難しい本の読み方
  • 参考文献