
辛口でグサッとくる読書術です。
「読書の再認識?いらないよ」「自分で考える必要なくない?読めばいいのだから」「言語化していく必要があるの?」ー
確かに読書を読んでいけば、自然と身につくことができます。たくさん読んでいけば、考える必要がない。
しかし、本当にそうでしょうか。
本書を読んでいくうちに、グサッとくるものばかりだった。別の角度からグサッとくるものも。
それだけでなく、今まで読んできた読書術を否定するかのような内容ばかりだった。
私は本書に出会うまで、そんなことをまったく知りませんでした。
今回ご紹介するのは、ショーペンハウアー氏の『読書について』(2013年5月20日、株式会社光文社)です。
読書について知るだけでなく、読書した後の行動にも深く書かれています。
読書をするだけでなく、読書した後の行動を知る一冊です。
私のブログのテーマ「教養と娯楽」を、まさに体現した内容です。
読書の再認識、自分で考える必要性、良書と悪書を見抜く必要などを学んで知り、考えを深める内容が詰まっています。
その魅力を存分にお伝えしますよ。
さあ、生き方を考えながら、自分自身の成長を目指しましょう!
- 『読書について:ショーペンハウアー』を読んでもらいたい人
- 『読書について:ショーペンハウアー』を読んで得られること
- 『読書について:ショーペンハウアー』の概要
- 『読書について:ショーペンハウアー』を今読むべき3つの理由
- 『読書について:ショーペンハウアー』を読んで良かったところ
- 『読書について:ショーペンハウアー』で物足りなかった点と関連書籍との比較
- 『読書について:ショーペンハウアー』を読んだしんちゃんならではの視点
- まとめ
- 『読書について:ショーペンハウアー』の書籍情報
『読書について:ショーペンハウアー』を読んでもらいたい人
以下の3タイプの人に特におすすめします。

『読書について:ショーペンハウアー』を読んで得られること
本書を読むことで、以下の3つの学びを得られます。
- 再確認できます:読書というものをあらためて再確認可能。
- 買う基準を考えます:買う際に基準を得られます。
- 自分の頭で考えるようになっていく:得るだけでなく、考えるようになっていく。
『読書について:ショーペンハウアー』の概要
『読書について』(ショーペンハウアー、2013年5月14日、株式会社光文社)は、
哲学の知識を踏まえながら、今までになかった読書術です。
著者であるショーペンハウアーは、読書を頼らず、自分の頭で考えるという、ちょっと辛口な読書術の一冊でもあります。
どこに探してもまったくありません。
本書では、ちょっと辛口な読書術である理由は、3つのポイントで解説します。
①読書の再認識
読書は何のためにあるのか。再認識できる一冊でもあります。
②自分で考える必要性
読書で頼ってばかりではダメ。読書は考える材料として、自分自身で考える必要があります。
③読む物を養う重要性
生き抜くためにも本の選び方にも重要になります。自分の人生に必要かどうか。
私のブログテーマ「一人で生き抜く」にぴったりの一冊。
一人になっても読書の再認識と自分で考える必要性を教えてくれます。
『読書について:ショーペンハウアー』を今読むべき3つの理由
本書は単なる読書術ではありません。読書を通じて、どうやって生き抜くかを考える一冊です。
以下の参考記事を基に、その理由を3つ説明します。
理由①:良書と悪書を見抜く必要
良書と悪書のちがいを理解すれば、無駄な出費を出さずにすみます。
(参考:【ショーペンハウアー】『読書について』わかりやすく要約・解説(書を読み思考せよ。))
理由②:鵜呑みにしないこと
読書も同じくどんな内容でも鵜呑みにしてはいけない。自分の頭で考えることが大事になっていく。
(参考:「情報を鵜呑みにしないために大切なこと」(津々浦々・風邪に乗って))
理由③:言語化が必要
読むだけでなく、自分の頭の中で言語化していく。自分の言葉で話すのが大事になっていきます。
(参考:9割の人がやってない!「読書」からより多くのメリットを得る「読み方」(DIAMONDonline))
これらはすべて、ブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結します。
読書を読むだけでなく、自分の頭で考えていく必要があります。
『読書について:ショーペンハウアー』を読んで良かったところ
2025年11月19日(水)にTSUTAYABOOKSTOREイオンモール土岐に行き、本を物色していました。
いろいろ見ていくと、本書を見つけた。自分の直感が発動。おもしろいと感じ、本書を購入した。支払いは楽天カードで。
読んでいくと、予想以上に超えました。ちょっと辛口だったことを。
特に印象的だったのは、「本を読むとは自分の頭ではなく、他人の頭で考えることだ。」(P14)です。
読むだけでは受け身になってしまう。何も考えずに知識を得るだけでは危険。
読書した後に、自分にとって重要なことなのか、切り捨てるべきなのか。考える余地を与えてくれます。
ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、
単なる読書術だけでなく、自己成長につながっていく一冊でもあります。
『読書について:ショーペンハウアー』で物足りなかった点と関連書籍との比較

一方で、匿名性が廃止しなければならない具体性について、触れられていません。
もちろん、悪口に関してはダメですし、人間としてやってはいけない行為です。
本名で名乗って欲しいという声もあがっています。
だから、必要性がわかっても、具体性について触れて欲しかったです。
この点、ジョージ・オーウェル氏の『一九八四年』と比較すると興味深いです。
本書では、「なによりも、もの書きの悪行の盾となっている匿名性が廃止されねばならない。」(P52)と指摘。
一方で、『一九八四年』では、「”ビッグ・ブラザーをやっつけろ”と書こうが、書くのを思い留まろうが同じこと。
日記を続けようが続けまいが同じこと。どちらにしろ<思考警察>に逮捕されるだろう。」(P32)と述べています。
世界中監視しなければ意味がありません。悪い人だけでなく、良い人でも。
両書を組合せれば、教養を楽しみながら、「一人で生き抜く力」を養えます。

『一九八四年 ジョージ・オーウェル(ハヤカワepi文庫または新潮文庫)』
『読書について:ショーペンハウアー』を読んだしんちゃんならではの視点
読んでいくうちに、辛口コメントを食らったような感じになります。読んでいるだけなのにと。
グサッとくる内容ばかりで驚いてしまった。そんな中で本書にある文章を読んで思い出した。
「いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、
じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある。」(P8)です。
私も一時期、本をたくさん買って、集めてしまった経験があります。どこかで自己満足してしまった私がいました。
結果、無駄になってしまい、買った本をすべて売りました。バカなことをしたなあと今でも覚えています。
今後、たくさん買うときには気をつけなくてはならない。目的を持って買うべし。
一方、哲学の知識を踏まえながら読書術は貴重な一冊です。
いろんなジャンルを読むとか、1日5ページだけ読むとか、書店巡りするとかなど、まったく書かれていません。
本当の読書の重要性をしっかり書かれています。小手先なテクニックは書いていない。王道の読書術ともいっていい。
本書をきっかけに、読者のみなさんも「一人で生き抜く」ための楽しみながら、読書を楽しんでみませんか。

まとめ
『読書について』は、「一人で生き抜く力」を本気で育てたい人にとって、最高の一冊です。
読書の再認識、自分で考える必要性、良書と悪書を見抜く必要などを知ることができ、生き方を考えるきっかけになります。
ぜひ、手に取り、教養と娯楽の時間を、より豊かで意味あるものにしませんか?
『読書について:ショーペンハウアー』の書籍情報
【タイトル】:読書について
【著者】:ショーペンハウアー
【訳者】:鈴木芳子(すずき・よしこ)
【出版社】:株式会社光文社
【定価】:本体価格743円+税
【ページ数】:194ページ
【オススメ度】:★★★★☆(4)
【キーワード】:読書、自分、辛口
【目次】
- 自分の頭で考える
- 著述と文体について
- 読書について
- 解説鈴木芳子
- 年譜
- 訳者あとがき