「風邪って怖いよ」「風邪は引きたくないよ」「風邪にうつりたくない」――そんな声をよく耳にします。
確かに風邪を引けば、気分が悪くなったり、仕事を休まざるを得なくなったり、相手に迷惑をかけてしまうことも。
しかし、本当にそうでしょうか?
そもそも風邪は怖い病気であり、パニックになるような病気なのでしょうか。
実は、これを知らない人がたくさんいます。
私も本書を購入するまでは、風邪の正体についてまったく知りませんでした。
今回紹介するのは、野口晴哉氏の『風邪の効用』(2003年2月10日、株式会社筑摩書房)です。
風邪の正体だけでなく、風邪とうまく付き合う方法まで教えてくれます。
「風邪は怖くない病気なんだ」「風邪でパニックになる必要はない」
「風邪を流行らせようとしているんだ」――そんなことを真剣に考えさせる一冊です。
この風邪の効用 (Amazon)を読んでみてはいかが?

私のブログ「しんちゃんの一人になっても生き抜く教養娯楽本屋さん」のテーマである「教養と娯楽」を体現する本書。
風邪だけでなく、早く治せないものではないこと、風邪が流行る理由まで学べる内容が詰まっています。
その魅力をたっぷりお伝えします。
さあ、風邪を知った上で、客観的な目を養っていきましょう!
- 『風邪の効用:野口晴哉』をおすすめしたい人
- 『風邪の効用:野口晴哉』を読んで得られること
- 『風邪の効用:野口晴哉』の概要
- 『風邪の効用:野口晴哉』を今読むべき理由
- 『風邪の効用:野口晴哉』を読んでよかった点
- 『風邪の効用:野口晴哉』で物足りなかった点と関連書籍
- 『風邪の効用:野口晴哉』を読んだしんちゃんならではの視点
- まとめ
- 『風邪の効用:野口晴哉』の書籍情報
『風邪の効用:野口晴哉』をおすすめしたい人
以下の3つのタイプの人に特におすすめします。
- 風邪をよく引いてしまう人:風邪をよく引いてしまい、どうしたらいいのかわからない人にぴったり。
- すぐに病院に頼ってしまう人:何も考えずすぐに病院に頼ってしまう人にもぴったり。
- 医療関係者:薬以外にも治せる方法を知りたい人にもぴったりです。
『風邪の効用:野口晴哉』を読んで得られること
本を読むことで、以下の3つの学びを得られます。
- 焦る必要がなくなります:風邪を引いたとしても、対処法を知れば、焦る必要がなくなります。
- 上手く付き合える自信がつきます:風邪と上手く付き合えば、怖くなくなります。
- 体を休めるチャンス:無理した部分もあるので、身体を休めるチャンスを活かせばいい。
『風邪の効用:野口晴哉』の概要
『風邪の効用』(野口晴哉、2003年2月10日、株式会社筑摩書房)は、風邪との向き合い方を考えさせる一冊です。
著者である「社団法人整体協会」創設者・野口晴哉は、整体を通じて風邪というものを教えてくれます。
本書では、今まで知らなかった風邪について解説してくれます。そのポイントは以下の3つです。
- 風邪の種類:季節的な風邪もあれば、身体による風邪もあります。
- 風邪とうまく付き合う方法:風邪は怖くありません。付き合う方法を学べば怖くありません。
- すぐに治すものではない:実はすぐに治すのは逆効果です。かえって悪化することもあります。詳しくは本書で学べます
。
私のブログのテーマ「一人で生き抜く」にぴったりの、風邪との向き合い方を学べる一冊です。
『風邪の効用:野口晴哉』を今読むべき理由
『風邪の効用』は、風邪とうまく付き合う方法を知る一冊です。その理由が3つあります。
理由①: 病院やクリニックに頼りがちな日本人
「ヘルスリテラシー」を身につけていない日本人。身についていないので言いなりになってしまうからです。
(参照:「医師の言いなり」になりがちな日本人 背景に“ヘルスリテラシーの低さ”と“権威主義”(NEWSポストセブン))
この視点を得るために、今すぐ『風邪の効用』をチェック(Amazon)。
理由②: 上手く付き合えば怖くありません
客観的に見れば、怖くありません。上手に付き合うことが大事です。
理由③: 「風邪が流行っている」のを思い込むとなってしまう
引き寄せ効果によって、悪いことでも起きてしまう。「流行っている」理由の一つです。
(参照:引き寄せの法則とは|具体例をわかりやすく解説(THEORIES))

これらはブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結。
「ヘルスリテラシー」や「引き寄せ効果」に通じて、自分の頭で考える力を養えます。
『風邪の効用:野口晴哉』を読んでよかった点
ある時、「風邪」のことについて気になり出して、ネットで調べたら本書を見つけました。
数日後、本屋さんに行き、本書を購入。支払いは楽天カードで。
予想以上に、「風邪」のことについて知らなかったことがたくさんありました。
特に印象的だったのは、「最近の病気に対する考え方」についてです。
「最近の病気に対する考え方は、病気の恐いことだけ考えて、病気でさえあれば、何でも治してしまわなくてはならない。
しかも早く治してしまわなければならないと考えられ、人間が生きていく上での体全体の動き、
或は体の自然というものを無視している。」(P40)と述べています。
恐いことばかり考えてしまうと、精神的にもつらくなってしまいます。洗脳的な要素も含まれている部分もあります。
この引用に共感したら、本書全体をAmazonで入手。
ブログのテーマ「一人で生き抜く」に照らすと、
単なる解説書だけでなく、物事の正体を知り、向き合っていく教材です。
『風邪の効用:野口晴哉』で物足りなかった点と関連書籍
一方で、「風邪が流行るだろう」について、具体的に触れられていません。
「なぜ流行っているのか」「どうしてわかるの?」という声はあります。
なぜ流行ってしまうのか?という深掘りが欲しかったです。もっと魅力的な一冊になっていたかもしれません。
この点、三島由紀夫の『不道徳教育講座』と比較すると興味深いです。
本書では、「「風邪が流行るだろう」と新聞で書き立てると風邪が流行る。
もっともコレラでも、チブスでも、脳炎でも、皆偽物あります。疑似コレラとか、疑似脳炎というのがあります。
ああいうのは「…と思い込んで」そうなったという心理的なものが多いということです。」(P97)と指摘。
一方、『不道徳教育講座』では、「マス・コミの威力などといわれるのも、催眠術をかけたられたい大衆がいればこそ成立つ」(P282)と述べています。
無意識に「風邪が流行るだろう」と思い込み、結果、風邪を引いてしまう。流行は催眠術の要素もあります。
『不道徳教育講座 (Amazon)』で補完を。

両書を組み合わせることで、教養を楽しみながら「一人で生き抜く」力を養えると確信しました。
関連:『整体入門』-風邪の基盤となる整体理論を学ぶ。

『風邪の効用:野口晴哉』を読んだしんちゃんならではの視点
「「あの人は自分を見てくれない。病気になれば親切にしてくれるだろう」と思うと病気になりたい要求が起こる。」(P99)について、
本当の場合は除き、仕事や日常でも使ってしまう。まるでかまってちゃんみたいに。仮病も使ってしまう人もいます。
使い過ぎるとまわりから「痛い人」に見られてしまいます。人間関係にも影響してくることも少なくありません。
この心理を深掘りする『風邪の効用』(Amazon)。
一方、風邪について学べる貴重な一冊です。
風邪の種類、上手く付き合う方法、すぐに治してはいけないなどがここにあります。
マスメディアやSNS、ネットでは得られない情報が詰まっています。
本書をきっかけに、読者のみなさんも「一人で生き抜く」ための学びを楽しみながら、風邪と仲良しになりませんか。
まとめ
『風邪の効用』は、「一人で生き抜く」力を養いたい人に最適な一冊です。
風邪の種類、風邪との向き合い方、風邪は怖くないなど、これらを知ることで風邪に対する考え方が変わります。
ぜひ、本書を手に取り、教養と娯楽の時間で、より豊かで充実したものにしませんか?
『風邪の効用:野口晴哉』の書籍情報
【タイトル】:「風邪の効用」
【著者】:野口晴哉(のぐち・はるちか)
【出版社】:株式会社筑摩書房
【発売日】:2003年2月10日
【定価】:本体価格640円+税
【キーワード】:風邪、経過、流行り
【ページ数】:212ページ
【オススメ度】:★★★☆☆(3)
【特に読んで欲しい人】:風邪をよく引いてしまう人
【目次】:(特に読んで欲しいところは★)