
「一人で食事をするのは、寂しいことですか?」
もしあなたが、SNSの「いいね」の数や、
誰かと繋がっていないと不安になる感覚に少しでも疲れているなら、ぜひこの本を開いてみてほしいのです。
私はこれまで1000冊以上の本を読んできました。
そして先日、実際に『孤独のグルメ』の舞台となった場所へ自らの足で巡礼に行き、その空気を感じてきました。
その経験から確信していることがあります。
それは、「孤独に食事を楽しむ力」は、そのまま「一人で人生を生き抜く力」に直結するということです。
流行りの店を追いかけ、誰かの評価を気にする毎日はもう終わりにしませんか。
そこで、『文庫版 孤独のグルメ ①②』(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー)は、孤独とは何かを教えてくれます。
本書は単なるグルメ漫画の枠を超えた、自分自身を本気で育てたい人のための「孤独の教科書」です。
その魅力を、読書家としての視点、そして実際に現地を歩いた一人の体験者としての視点から紐解きます。
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』の概要
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』を今読むべき3つの理由
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んで良かったところ
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』の物足りなかったところと関連書籍
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んだしんちゃんならではの視点
- まとめ:自分を育てる「孤独」の時間を
- 『文庫版 孤独のグルメ①②』の書籍情報
『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んでもらいたい3つのタイプ・読んで得られる3つの学び
以下の3タイプの人におすすめします。
- 「一人時間」に興味がある人:孤独の寂しさから「自由」に変えてみたい人へ
- SNSの評価を気にして、自分の「好き」を忘れている人:口コミではなく、自分の直感を信じたい人へ
- 組織に頼らず、自立して働きたい人:個人事業主として働く五郎さんの生き方を知りたい人へ
本書を読むことで以下の3つの学びを得られます。
- 自己決定による大切さ:周りの意見より「自分で決める」ことの大切さ
- 失敗しても楽しむ方法:店選びや注文のミスした場合、どう前向きに乗り切れるか
- 情報の海から離れることの大切さ:ネットやSNS、マスメディアの情報を無視し、目の前の食事を向き合う大切さ
『文庫版 孤独のグルメ①②』の概要
『文庫版 孤独のグルメ①②』(株式会社扶桑社、原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)では、
一人食事をどう楽しむのかを向き合うことを知れます。
あらすじは「個人輸入商の井之頭五郎が、仕事の合間に食事をする。ただそれだけの日常を描いた漫画ですが、
「孤独」を肯定する哲学的な要素が含まれている」となっています。
今回、紹介するのは、文庫版で単行本より一回り小さく、上着のポケットやカバンに忍ばせやすいサイズです。
『文庫版 孤独のグルメ①②』の魅力とは?しんちゃんなりに3つのポイントを解説いたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| ①第1巻は「原点」 |
1990年代の連載開始から時を経て文庫化された原点です。 各話を読んでみると、スマホがない時代。一人で食事を向き合っている様子が描かれています。 |
| ②第2巻は「食へのこだわり」 |
第1巻と比べると食へのこだわりが深く増した巻でもあります。 各話を読んでみると、食への解説だけでなく、心の声が増したのもあります。 |
| ③孤独に向き合うバイブル |
第1巻と第2巻の共通しているのは、「自分と向き合っている」ことです。 自分自身、どう楽しむのか、どう考えればいいのかを教えてくれる漫画でもあります。 |
『文庫版 孤独のグルメ①②』を今読むべき3つの理由
本書は単なる食べているだけの漫画ではありません。井之頭五郎さんという人間の生き方を学べる漫画です。
以下の参考記事を基に、3つの理由を表で解説します。
もしお時間ありましたら、参考記事をご覧ください。
| 理由 | 説明 |
|---|---|
| ①「孤独」を最高の贅沢に変えられるから |
「一人で食事すること」は、周囲に気を遣わず、自分と深く向き合う最高の作業です。 記事にあるように、「孤独=寂しい」という考えを捨て、「一人は自由で豊かだ」と気づくための最強の本になります。 参考となる記事は「【精神科医が教える】孤独は悪いことではない…できる人が“積極的孤独”を活用するワケ(ダイヤモンド・オンラインより)」です。 |
| ②「マニュアル」に頼らない自立心が養われるから |
ネットやSNSの口コミや評価に依存している現代人。それに対して、自分の直感だけで店を選ぶ。 その結果、「自分の足で歩き、自分で決める」という自立の格好良さを教えてくれます。 参考となる記事は「「情報の奴隷」みたいな人生を送らないために(NIKKEI COMPASS)」です。 |
| ③「不便」や「思い通りにいかないこと」を楽しめるようになるから |
効率ばかりを求める今の時代。 あえて店を探し歩き回り、注文で失敗することもあります。だが、「おもしろい」と受け入れます。 記事にある「不便の益(不便だからこそ得られる喜び)を知ることで、どんな環境でも生き抜く心の余裕が手に入るのです。 参考となる記事は「「デジタル断食」だけじゃない?なぜ私たちは「ちょっと不便」を愛するのか?あえてアナログを選ぶ心理と幸福論(tane-lifeより)」です。 |
これらすべてブログのテーマ「一人で生き抜く」に直結します。
自分と向きあうだけでなく、どんな状況でも楽しむことができるのか。考えるようになっていくのです。
『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んで良かったところ
『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んで、特に第2巻の第4話に共感しました。
これは、井之頭五郎がお酒を部下に強要した相手に放ったセリフです。
「人生には…大嫌いなものを黙って食べなきゃならない時もある。
だけど、食うのは自分で決めること。他人にその自由を奪う権利はない。」(第2巻・P42)
私は小中学校の頃、給食の「里芋の煮物」が大嫌いでした。
味付けはもちろん、里芋そのものが苦手だったのですが、当時は我慢して食べていました。
しかし、大人になってからは一切食べていません。夕飯などで出されても、絶対に口にしません。
食べなくても無事に生きていくことはできますし、
一人での食事は「自由においしく食べられる」ことが醍醐味でもあるからです。
いつか年を重ねて味覚が変わり、
食べられるようになる時が来るかもしれませんが、今はそれでいいと思っています。
ブログのテーマである「一人で生き抜く」に照らすと、いかにおいしく食べるかが重要です。
無理をして食べるのは体に毒。
一人での食事を楽しむために、自分の自由を大切にしたいと感じました。
『文庫版 孤独のグルメ①②』の物足りなかったところと関連書籍

本書を読んでいて、五郎さんの「言語化」の踏み込みについて、もう少し触れて欲しかったです。
五郎さんが食べているときの心の声は難しくなく、嫌みがなく、素直に楽しんでいるのがわかります。
しかし、さらに踏み込んで欲しかったのもありますし、自分で探すしかありません。
この点、関連する2冊を比較すると興味深いです。

最初に、三宅香帆氏の『「好き」を言語化する技術』では、感動を言語化していることについてこう書かれています。
「なぜなら、自分の言葉で、自分の好きなものを語るーそれによって、
自分が自分に対して信頼できる「好き」をつくることができるから」(P57)
自分自身、信頼しており、心の声が出まくっているのです。一人で楽しんでいるからこそでもあります。

一方、土門蘭氏の『ほんとうのことを書く練習』で、自分自身についてこう書かれています。
「自分に問い続け、自分に答え続けること。」(P106)
五郎さんは注文した料理を食べ、向き合っており、すなおに問い続けたり、自分なりに答えを出しています。
哲学的な要素も出しながら。
言語化は難しいことではなく、すなおに出し続けているのがわかります。
正解不正解関係なしに心から楽しんでいるのです。
SNSの評価ばかりが目に入る現代だからこそ、五郎さんのように自分の「うまい」という感覚を信じ、言葉にすること。
それが、情報の海に流されずに自分を保つ、第一歩になるのだと感じました。
この2冊と組み合わせれば、教養を楽しみながら、「一人で生き抜く力」を養えます。
紹介した関連書籍の書評記事は以下の通りです。気になる人は読んでみてください。
「やばい!」しか言えない推し語りを卒業:三宅香帆『「好き」を言語化する技術』書評
『ほんとうのことを書く練習』で「書くこと」のすごさを体感してみませんか?
『文庫版 孤独のグルメ①②』を読んだしんちゃんならではの視点
私は、マンガ版とドラマ版にはそれぞれの良さがあると考えています。
まずマンガ版は、非常にハードボイルドです。
五郎さんが自分の中にある哲学を黙々と進んでいく姿が、ドラマよりも深く濃厚に描かれています。
登場するのは架空のお店ですが、一人で食事と向き合う姿勢は、自立した生き方の参考になります。
一方でドラマ版は、松重豊さんの豊かな表情が魅力的です。
実在するお店が登場するのも特徴で、実は私もスペシャル版に登場した喫茶店へ「巡礼」に行ったことがあります。
そこで、五郎さんも食べた「あんこの入ったサンドイッチ」と「オリジナルブレンドコーヒー」をいただきました。
サンドイッチも美味しかったのですが、特に感動したのはコーヒーです。
インスタントでは決して味わえない本格的な苦味があり、一口ごとに心が落ち着くのを感じました。
「松重さんも、同じようにこの苦味を味わったのかもしれない」
そんな風に思いを馳せるのも、巡礼の楽しさです。
マンガ版からは「一人の精神性」を学び、ドラマ版をきっかけに「実際に外へ出て、本物の味に出会う」。
この両輪があることこそが、一人で生き抜く時間を豊かにする最高の醍醐味だと確信しています。
またあのコーヒーを飲みに行きたいですし、他の巡礼地にも足を運んでみたいです。
少しだけ裏話:このブログ記事は
を飲みながら、
「龍角散のど飴」を舐めながら書きました。
まとめ:自分を育てる「孤独」の時間を
『文庫版 孤独のグルメ①②』は、自分自身を本気で育てたい人にとって、最高のテキストになります。
それは、この本が「食事と向き合うこと」の真髄を教えてくれるからです。
一人でじっくりと楽しみながら、自分は今どんなことを考えているのか、どんな言葉を出そうか。
そうやって思考すること自体が、自分を創る大事なプロセスになります。
SNSの喧騒から離れ、自分の感覚だけを信じてみましょう。
ぜひ本書を手に取り、教養と娯楽の時間をより豊かで意味あるものにしませんか。
本書を読んだ読書記録があります。以下の通りです。お時間ありましたらぜひご覧ください。
一人で生き抜く読書記録 vol.17:データがあれば解決できる……そう思い込んでいませんか?
このブログ記事を読んで書評ブログをやってみたい人は以下の記事を読むことをおすすめします。
はてなブログからやっていくのもおすすめ。お時間ありましたらご覧ください。
このブログ記事を読んで、「読んでみておもしろかった」とあればコメントください。
また、「他の久住昌之氏、谷口ジロー氏の本も紹介して」というのもあればコメント欄へ。
SNS(X(旧Twitter)やFacebook、LINEなど)やはてなブックマークなどのシェアを歓迎いたします。
おすすめのモバイルWiFi3選
孤独でありながらも、SNSやブログを使って、自分の言葉で伝えたい。
伝えたいけど、どうしたらいいのか。パソコン、またはスマホがあるけど。
あとネット環境のことを気になってしまうかもしれません。
SNSやブログ記事で伝えるにはWiFiが欠かせませんが、どんなWi-Fiを使ったらいいのかわからない。
私は現在書評ブログで発信しており、私の実家の固定回線から発信しておりますが、
もし、自宅だけでなく、カフェ、レンタルオフィス、ホテル…、ネットを使いたい人がいるはずです。
公共のWiFiを使う手もありますが、セキュリティ問題に不安を持っている人もいるはずです。
そこで、自分専用のモバイルWiFiを持つことを一つの選択肢としておすすめいたします。
すぐに持っていなくても、「自分には他の選択肢がある」と知っておくだけでも、
心に余裕を持ち、精神的にも楽になります。
気になる人は情報収集から始めてみてください。SNSブログで伝えることを楽しんでください。
- 短期間だけ試してみたいなら:WiFiレンタルどっとこむ|WiFiモバイルルータの1日レンタルサービスの申込
- 完全定額で容量無制限に試してみたいなら:解約金不要で完全定額、容量無制限のモバイルWiFiルーター「STAR WiFi」
- 選べる3つのプランを比較してみたいなら:【AIR-WiFi】月額1,958円(税込)~!縛りなしプランでも最安値!の申込
いろんな書籍を読みたい方はKindle Unlimitedへ
本を読み放題サービスがあります。それは、Kindle Unlimited です。
残念ながら、本書を読むことはできませんが、他の書籍やマンガ、雑誌など500万冊以上も読めます。
月額980円(税込)で読めます。スマホだけでなく、パソコンやタブレットも。
いろんな本を読むことができますので、読みたい方はおすすめのサービスです。
無料体験もありますので試してみてください。
\今だけ30日間無料!/
※30日以内の解約で料金はかかりません
『文庫版 孤独のグルメ①②』の書籍情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 文庫版 孤独のグルメ①② |
| ジャンル | マスメディア・漫画 |
| 原作 | 久住昌之(くすみ・まさゆき) |
| 作画 | 谷口ジロー(たにぐち・じろー) |
| 出版社 | 株式会社扶桑社 |
| 発売日 |
|
| ページ数 |
|
| 価格 |
|
| 商品リンク | |
| キーワード | 孤独、食事、哲学 |
| オススメ度 | ★★★★☆(4):一人食事は寂しいイメージが残っているけど、食事と向き合っている様子に感動もした。孤独は自分自身の成長に繋がるので4にしました。 |
| 特に読んで欲しい人 | 「一人時間」に興味がある人 |