こんにちは。
しんちゃんです。
今回は、「一人勉強で復習するタイミングがあります。」について、お話します。
最初に結論から言います。
「今すぐ、復習してはいけません!」です。
なぜなら、復習するタイミングがあるからです。
この記事を読んで欲しい方は、
- 復習の仕方が分からない方
- 勉強法で悩んでいる方
- 子どもの勉強で悩んでいる方
です。
目次は、
- 今すぐに復習はまちがい
- 今すぐに復習するのは効果がない!
- 復習するタイミング
- まとめ
です。
・今すぐに復習はまちがい
みなさんは、復習はいますぐにするものだと思っている人がいます。私も実際そうでした。
なぜなら、小学生時代から、親や先生から口酸っぱく、「復習をしっかりやりなさい」と言われました。
忘れないうちに復習してくださいという意味だったと思います。
しかし、実は、今すぐにとか忘れないうちにとか復習するのは、全く効果がないのです。信じていた勉強法が無意味だったのです。
・今すぐに復習するのは効果がない!
復習は今すぐにやらないと忘れてしまうので、今でも、やり続けている人もいます。
もちろん、復習は大事です。
なぜかというと、「エビングハウスの忘却曲線」というのがあります。勉強した後、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%忘れます。
忘れないためにも復習はかかせません。
しかし、すぐやるのは復習の効果を半減させてしまいます。
なぜなら、その日の復習は、理解するための復習なのです。記憶を定着させるための復習は、効果がないのです。
例えば、今日の授業でやった数学の計算問題のやり方に関しては、覚えて当たり前なんです。
しかし、翌日になれば、完ぺきでやったとしても、忘れてしまいます。ほとんどのみんながそうなってしまうのです。
もちろん、一度見たり聞いたりなどで理解するのは難しいです。当然です。今すぐに理解しなさいと言われても難しいです。
わからなかったところは、一度寝かせておいてわかるようになります。時間をおいておくのも大事なんです。
しかし、みんなは、その日のうちにやらないと忘れてしまう恐れがあり、1からやり直さないといけないという考えになってしまう人が多いのです。
だが、思い出すのには、必要な記憶と復習する際に必要な記憶が必要になります。
学生でも知らないですが、大人でも知らなかった内容だと思います。私もそうです。
・復習するタイミング
では、復習するタイミングについて、お話します。
アメリカの研究グループが2008年に発表した論文によると、「勉強をしてから復習するまでの期間」と「復習をしてから試験までの期間」と「1:5」程度がベスト。
この比率が、最もテストの得点が高くなるという結果になったのです。
例えば、1か月後にテストなら、5日後に復習するのがベストです。5日対25日という感じです。
きちんと記憶に定着させるには、5回はやっていくことです。それ以上はあまり変わらないことです。
残り4回の復習に関しては、1回目の復習は「1:5の法則」で設定し、2回目以降の復習は、そこから試験日まで均等な間隔でやれば問題なしです。
例えば、1回目の復習は5日後、2回目の復習は1回目の復習から5日後、というような感じです。
もちろん、忘れてしまうことがあります。しかし、忘れることは悪い事ではありません。むしろ、忘れるためにも必要なことなのです。
復習のタイミングを定着すれば、記憶が定着してくれます。しっかりやっていきましょう。
・まとめ
以上のように、「一人勉強で復習するタイミングがあります。」について、お話しました。
復習のタイミングさえわかれば、あとは、実践のみです。時間はかかるかもしれませんが、継続していけば、定着してくれるのでやっていきましょう!
それでは。
<参考書籍>
「ずるい暗記術」著者:佐藤大和(さとうやまと)発行所:ダイヤモンド社
「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」著者:メンタリストDaiGo
発行所:株式会社学研プラス
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